舞台の効果音

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映画『ジャンパー』が、公開されましたね。
スティーヴン・グールドが発表したSF小説『ジャンパー』が原作なのだそうだ。

『ボーン・アイデンティティー』や『Mr.&Mrs. スミス』で、
注目されているダグ・リーマンが監督。
主演が『スターウォーズ』のヘイデン・クリステンセンで、
その他ジェイミー・ベル、サミュエル・L・ジャクソンが出演している。

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さて、今回のこの作品の主人公と対立する人物設定をみてみると…。
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デヴィッド・ライス(ヘイデン・クリステンセン)
空間を瞬時に移動できる能力を持っている「ジャンパー」の一人。
ニューヨークにある大きなペントハウスに、たくさんのおもちゃとともに暮らしている。自分自身が持つ能力のために、真の人間関係を築くことができない。

ローランド・コックス(サミュエル・L・ジャクソン)
ジャンパーの抹殺を目的とする組織「パラディン」のリーダー。
デヴィッドの存在に早くから気づく。
一度狙いをつけた獲物は絶対に逃がさない。
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「ジャンパー」と「パラディン」の相克という構図というわけです。
この対立する設定を見ているだけで、
この物語のストリー展開が、うまくいかない可能性を秘めているように感じてしまう。
敵対する存在についての深みというか、
脚本レベルでの工夫が感じられない。
結局は、あんまり芸もない世界を股にかけた壮大な「追いかけっこ」になる可能性が
強いのでしょう。
ま、映像が良ければ、それはそれで割り切って見ればいいのですが…。
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主人公であるデヴィッド・ライスは、
テレポートする能力を得てから、
結果的に自分の身勝手な目的にその能力を生かして行くのであろうし、
「スターウォーズ」のアナキン・スカイウォーカーのように時間をかけて、
悪へシフトしていくのならともかく、何の思慮もなくジャンプを続けて、
大金を手に入れる程度の主人公では、観る側の感情移入もしにくのだろうと思う。

知り合いの中国系オタクカナダ人にこの『ジャンパー』の話をしてみると、
「ネットで調べると、この映画を観たアメリカ人の38%が、
不満足感を表していますよ」と教えてくれた。
この話題も彼にとってはツボの一つだったらしく、
「あの単純なアメリカ人が、
そのストーリーに40%近くも不満を表しているというは、
そうとう映画の物語の展開が悪いんですよ」
と、熱っぽく語りはじめてしまった。
彼いわく、アメリカ人は基本的に子どもみたいな人たちだから、
物語がわかりやすくて勧善懲悪的だとなんでもOKみたいな感じなのに、
今回は…という論旨が続く…。

「カナダ人もアメリカ人も同じようなもんじゃないか?」というと、
「日本と韓国は近いけど、まったく違うですね、それに似ているよ。
アメリカ人は、びっくりするぐらい単純なんですねぇ。しかも、カナダ人の心は複雑なのです」と、
上手いんだか下手なんだかわからないような日本語で答えられてしまった。
しょうがないので、自分も海外サイトの映画の批評やレビューを読んでみると、
あちらさんの方が、言い方がきついですね。
絶賛か、強烈な批判かという極端な分かれ方をしていた。
国民性なんでしょうかね、やっぱり。

もちろん、こうなると、
日本でも、この映画を観た人たちの感想はさまざまに分かれ、
賛否両論だったりもしているんですよね~。
「CGと音には凄い映画だけど、中途半端な映画だ。」
「 キャストもそれぞれピッタリで、
に主人公のヘイデン・クリステンセンの演技がよかった。」
「場面がアメリカ、エジプト、イギリス、
イタリアとさまざまに変化するのはいい。でも、話の内容に無理がある…」
「第3部まで、映画化されるのだろうが、
第1作目としては、えっ、これで終わりなの?という感じがする。」

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思うに、こんな感想が出現してしまうのも、
不可能を可能にするCG技術に頼りすぎているからなんではないかと思う。
エジプトのピラミッドから一瞬のうちにニューヨークに、
テレポートをするクリステンセンのかっこのいい予告編は、実に魅力的だった。
予告編のできが良すぎるというのも、考えてみればなんだかなぁではある。
英語版のポスターにはサブタイトルとして、「anywhere is possible」と書かれてある。
もちろん日本語版では「行き先、無制限~この自由に、未来はあるのか?」なのだが、
この言葉は、
無制限の可能性を映画に与えてくれたCG技術にも、
そっくり言えるのではないかと思う。
「革命的VFXを駆使したSFアクションが遂に日本上陸!」とはいうものの、
超能力もCG技術も使い方しだいなわけで、これがね、難しんですよね。
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■とりあえずのあらすじ

ミシガン州で育った普通の高校生「デヴィッド」は、
同級生である「ミリー」に思いを寄せていた。
15歳のときのある日、デヴィッドは冬の凍った川に落ちてしまう。
溺れてパニックになった彼は突然、いつのまにか図書館へ移動していた。
びしょ濡れの自分を見た彼は、自分が空間を瞬時に移動できることを知る。
デヴィッドはその力を悪用し、銀行の金庫室へ忍び込んで、
まんまと大金を盗み取る。しかし、ある一人の男は彼の存在に気づいた。
デヴィッドと同じ能力を持つ人々
「ジャンパー」の抹殺を使命とする組織「パラディン」のリーダー「ローランド」である。

それから10年後デヴィッドは、
母が家を出てから人が変わってしまった父との生活を離れ、
ニューヨークで「世界中のどこへでも瞬時に移動できる」という自由を満喫していた。
しかし、自分が持つ能力のために、心から信頼できる人を見つけることができず、
孤独を感じていた。
そんなとき、偶然にもミリーと再会したデヴィッドは彼女をデートに誘う。
楽しいひと時を過ごしたデヴィッドだったが、そんな幸せな時間も長くは続かなかった。
やがてデヴィッドは、パラディンの存在と、その組織に自分が追われていることに気づく。
そして、偶然出会った同じジャンパーである「グリフィン」と協力し、
何千年も続くというジャンパーとパラディンとの熾烈な戦いに巻き込まれていくなかで、
ジャンパーの宿命、そして母(ダイアン・レイン)の秘密を知ることとなる。
※母は、パラディン側の人間で、デヴィッドが5才の時にその能力を発現させたため、
自ら家を去ったという…。

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コメント

心に染みる
映画をみたい心に時間と余裕が欲しい

なんて 贅沢な悩みなのかな

時は金なり!
2008/03/08(土) 23:06:14 | URL | MOMO #-[ 編集]

パラディンとは聖騎士のこと。
確かにジャンパーとパラディンの戦いの意味が説明しにくそうですね。
何となく昔の名作『ハイランダー』を思い出させる設定です。
2008/03/09(日) 01:20:32 | URL | 虎龍 #-[ 編集]
はじめまして
ブログ観ました!ジャンパーは小説から読んでいるのですが映画よりも色々と想像できて面白いかも・・・ 来週あたりに映画を観にいって来ますね♪
2008/03/12(水) 22:03:41 | URL | キュイ~ン #-[ 編集]
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