アーサー・チャールズ・クラーク(Sir Arthur Charles Clarke)が逝ってしまった。
ひたすら残念だ。ご冥福を祈ります。
さて、今回は、 『サマータイムマシン・ブルース』について。
前回の記事に本広監督の大いなる自主映画『UDON』について書いたのだけれど、
同じく香川県を舞台にした彼の珍品と言っても良い作品がある。
それが、映画『サマータイムマシン・ブルース』だ。

相変わらず余暇の使い方が下手だと言われる日本人ではあるけれども、
大学時代っていうやつは、学ぶことよりも、
人生の中で大っぴらに「無駄な遊び」を追求していい期間なのだろう。
無駄に元気で、
無駄に何でもできる。
けれども、そんなに金があるわけでもないので、
妙にみみっちい世界の中で、だらだらと遊んでいる。
そういうパターンが日本の多くの学生たちがやっている大学生活なんだろうと思う。
特に、この『サマータイムマシンブルース』という作品は、
非常に知的でかつバカバカしいストーリーになっていて、
観る人によっての評価は大きく分かれることにになるのでしょう。
大学生活を経験したことのない本広監督の心の底にあるコンプレックスというか、
キャンパスライフへの憧れみたいなものも
密かに混入されているような感じもするのだけれど…。
とにかく京都を拠点にする同志社大学出身の劇団「ヨーロッパ企画」の脚本をもとに、
2005年に本広克行監督により映画化されたものだ。
この作品の雰囲気が、いかにも昔の大学生っぽさに溢れている。
そして、これを書いた現在28才の新鋭上田誠さんの才能がほの見えるものでもある。
上田誠さんは、『ロス:タイム:ライフ』の第6節において、
自分の主張をやや抑えめにして、脚本を書いている。
将来性たっぷりの脚本家であり、
きっとフジ系列の何かのドラマを担当することになるでしょう。
劇団の方も、けっこう順調そうだ。
ついでにこれは3年前のものなので、DVDにもなっているし、
そんなに脚光も浴びていない作品なので、ご覧になっていない方は、
すぐにでも借りることもできるのでは。
ツッコミを入れながら観る映画としては最適です。

-----------------------------------------------------------------------------
■ とりあえずのあらすじ
やたらと蒸し暑い香川のとある大学の部室。
夏休みなのに毎日大学に来ては、
部室でぶらぶらしてたむろしている「SF研究会」のメンバーは、
とあることから大切な部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。
翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、
そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。
座席とダイヤル、レバーがついたそれは、タイムマシンのようにも見える。
そんなワケない、と言いつつも
「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、
部員たちは軽いノリでマシンに乗り込む。
もちろんそれは、本物のタイムマシンなわけで、
タイムトラベルしたことが面白くなった面々は、
過去の世界でフザけたことばかりする。
そんな中、過去を変えると今が消えてしまう可能性がある事を知り、
慌てた部員たちは自分たちの「今」を消さないために、
大急ぎで以前に自分たちが過去でやらかした一連の行動が
致命的なことにならないようにリカバリーしようと奮闘する。
「昨日」と「今日」だけのタイムトラベル物語。
-----------------------------------------------------------------------------

「最初の15分を耐えつつ観てほしい」と、
この映画が発表された頃、本広監督が言っていたが、
その最初の15分にはその後のストーリーのすべてのプロットが詰まっているわけで、
それこそ、ぜひ、耐えて観てほしい。
ついでに劇中で、何度も「ヴィダルサスーン」という商品名を連呼しているために、
きっと地上波のテレビ放送に今後もならないと思うので、
これから先も珍品としての価値は充分にある。
(それにしても、本広監督ときたら、
なんでまたヴィダルサスーンを連呼させていたのかが、考えてみるとちょっと不思議)

もともと「昨日にエアコンのリモコンを取りにいく」という設定が、
おバカでいいですねぇ。
この作品のコンセプトはもちろん「バック・トゥ・ザ・『昨日』」
クーラーのリモコンが壊れてからは、実にテンポのいい展開となっている。
台詞回しも、それなりに工夫されているし、
何と言っても、脚本の出来が実にいい。
キャストには、真木よう子などをはじめとして、『SP』や『ロス:タイム:ライフ』、
もちろん『UDON』などにも出演している役者たちばかり。
あの「松井うどん」も、出てくる。
いいなぁ、お遊び感覚って。
その上、出演している瑛太も上野樹里などもちょっとだけ若くて初々しい。
あんまり難しいことを考えないで、ニヤニヤしながら観るには最適です。


ひたすら残念だ。ご冥福を祈ります。
さて、今回は、 『サマータイムマシン・ブルース』について。
前回の記事に本広監督の大いなる自主映画『UDON』について書いたのだけれど、
同じく香川県を舞台にした彼の珍品と言っても良い作品がある。
それが、映画『サマータイムマシン・ブルース』だ。

相変わらず余暇の使い方が下手だと言われる日本人ではあるけれども、
大学時代っていうやつは、学ぶことよりも、
人生の中で大っぴらに「無駄な遊び」を追求していい期間なのだろう。
無駄に元気で、
無駄に何でもできる。
けれども、そんなに金があるわけでもないので、
妙にみみっちい世界の中で、だらだらと遊んでいる。
そういうパターンが日本の多くの学生たちがやっている大学生活なんだろうと思う。
特に、この『サマータイムマシンブルース』という作品は、
非常に知的でかつバカバカしいストーリーになっていて、
観る人によっての評価は大きく分かれることにになるのでしょう。
大学生活を経験したことのない本広監督の心の底にあるコンプレックスというか、
キャンパスライフへの憧れみたいなものも
密かに混入されているような感じもするのだけれど…。
とにかく京都を拠点にする同志社大学出身の劇団「ヨーロッパ企画」の脚本をもとに、
2005年に本広克行監督により映画化されたものだ。
この作品の雰囲気が、いかにも昔の大学生っぽさに溢れている。
そして、これを書いた現在28才の新鋭上田誠さんの才能がほの見えるものでもある。
上田誠さんは、『ロス:タイム:ライフ』の第6節において、
自分の主張をやや抑えめにして、脚本を書いている。
将来性たっぷりの脚本家であり、
きっとフジ系列の何かのドラマを担当することになるでしょう。
劇団の方も、けっこう順調そうだ。
ついでにこれは3年前のものなので、DVDにもなっているし、
そんなに脚光も浴びていない作品なので、ご覧になっていない方は、
すぐにでも借りることもできるのでは。
ツッコミを入れながら観る映画としては最適です。

-----------------------------------------------------------------------------
■ とりあえずのあらすじ
やたらと蒸し暑い香川のとある大学の部室。
夏休みなのに毎日大学に来ては、
部室でぶらぶらしてたむろしている「SF研究会」のメンバーは、
とあることから大切な部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。
翌日、いつものようにメンバーが部室を訪れると、
そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。
座席とダイヤル、レバーがついたそれは、タイムマシンのようにも見える。
そんなワケない、と言いつつも
「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、
部員たちは軽いノリでマシンに乗り込む。
もちろんそれは、本物のタイムマシンなわけで、
タイムトラベルしたことが面白くなった面々は、
過去の世界でフザけたことばかりする。
そんな中、過去を変えると今が消えてしまう可能性がある事を知り、
慌てた部員たちは自分たちの「今」を消さないために、
大急ぎで以前に自分たちが過去でやらかした一連の行動が
致命的なことにならないようにリカバリーしようと奮闘する。
「昨日」と「今日」だけのタイムトラベル物語。
-----------------------------------------------------------------------------

「最初の15分を耐えつつ観てほしい」と、
この映画が発表された頃、本広監督が言っていたが、
その最初の15分にはその後のストーリーのすべてのプロットが詰まっているわけで、
それこそ、ぜひ、耐えて観てほしい。
ついでに劇中で、何度も「ヴィダルサスーン」という商品名を連呼しているために、
きっと地上波のテレビ放送に今後もならないと思うので、
これから先も珍品としての価値は充分にある。
(それにしても、本広監督ときたら、
なんでまたヴィダルサスーンを連呼させていたのかが、考えてみるとちょっと不思議)

もともと「昨日にエアコンのリモコンを取りにいく」という設定が、
おバカでいいですねぇ。
この作品のコンセプトはもちろん「バック・トゥ・ザ・『昨日』」
クーラーのリモコンが壊れてからは、実にテンポのいい展開となっている。
台詞回しも、それなりに工夫されているし、
何と言っても、脚本の出来が実にいい。
キャストには、真木よう子などをはじめとして、『SP』や『ロス:タイム:ライフ』、
もちろん『UDON』などにも出演している役者たちばかり。
あの「松井うどん」も、出てくる。
いいなぁ、お遊び感覚って。
その上、出演している瑛太も上野樹里などもちょっとだけ若くて初々しい。
あんまり難しいことを考えないで、ニヤニヤしながら観るには最適です。






何故か見ましたこの映画。
脚本はよかったですが、かなり適当なメカ関係にはがっくしきました。
タイムトラベルものはこんな感じで最後に物語がぐるぐる回るものがいいですよね^^