舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
肉であれ、野菜であれ、魚であれ、
同じ一つの食材をどう調理して、それなりの作品に仕上げるかというのは結構難しい。
一人の女優という素材をどう撮影して、
それなりのドラマに仕立てるのも、また同じ困難なパズルを解かなくてはならない。

1週間ぶりの更新です。
たくさん書きたいことがあるのですが、なにせ忙しい。
パソコンそのものにも触れない日々が続いてしまいました。
とりあえず、1週間ぶりなので、
前回に書いた『週刊真木よう子』の第1話と第2話について。
週刊真木よう子6

深夜の1時20分の放映ということで、第1話も第2話も、
真木よう子という女優のエロティックな部分を
全面的に見せ物にしたものになっている。
さすがテレビ東京というべきか、
深夜という時間枠を生かして、徹底したえげつなさを意図的に展開している。
オープニングにしてからも、金髪の真木よう子がショーパブで歌うようなスタイルで、
あえて場末の安っぽい雰囲気をだす演出となっている。
この猥雑な安っぽさは、昼間にはできない。

視聴率にしても、
第1話の「ねぎぼうず」(4/2)では、2.5%
第2話の「スノウブラインド」(4/9)においては、1.9%
という、いかにもマニアしか観ていないような堂々たる結果になっているわけだ。
週刊真木よう子9

制作サイドにしても、とりあえず30分の中で、
撮りたいものを撮るという感じで、
ちょっとアンダーグラウンド的な淫靡な匂いを醸しながら、
楽しみつつ作っている印象をうける。
第1話の原作は、リリーフランキー「ねぎぼうず」(「ぼろぼろになった人へ」 幻冬舎)
であり、東京郊外に住む人妻よう子が、
2年前にテレクラで付き合った男に身元をつきとめられて、
再び、その男に堕ちていく話。
リリーフランキー曰く、
「何かにつまずいている人たちが中心に繰り広げられる物語」の中のひとつだ。
本来の自分を抑圧しつつ、
現実を生きていく途上で、ふとわき上がってくる自分の心の底の欲望というものが
巧妙に描かれていた。

■第1話「ねぎぼうず」のキャスト
岩崎よう子:真木よう子
松島:田中哲司
田辺:みのすけ
フロントマン:松尾諭
週刊真木よう子7

第2話では、すぎむらしんいち「スノウブラインド」 (モーニングKC)を
もとにして、作り手がやりたいことをやる(この場合はエログロ)という、
ちょっとテレビの限界までに挑んでしまっているような作品になっている。
ジャンキーで麻薬の密売や裏の組織に足を踏み込んでしまっているヨーコ。
週刊真木よう子3

雪原で、麻薬の入った袋を探しているヨーコと、
下校途中の小学生ハルユキとの会話がいい。
小学生6年生の少年の心の窓から見える「妖しげで悩ましい女性」の肉体は、
変に生々しいし、すぎむらしんいちのコミックの表紙にもある「正気すれすれ」という
雰囲気を頑張って表現していた。
原作のすぎむらしんいちさん自体が、
相当な映画好きであることは、彼のさまざまなコミックを見ても明白で、
映画のパロディや無駄のないコマ割、ストーリー展開などに如実にあらわれている。
そんな彼の作品が、30分のドラマに昇華した。
スタッフの遊び感覚もそれなりに織り混ざって、独特な匂いのするヤクザな一品となった。
週刊真木よう子8

■第2話「スノウブラインド」
ヨーコ:真木よう子
タツヤ:中村達也
ハルユキ:桑代貴明
警官:松浦祐也
ヤンキー:中島巨人

どちらにしても、
ゴールデンタイムにはスペシャルにしても到底載せられない作品であり、
そんなことは、
とっくに承知の上でやっているスタッフの気概みたいなものが感じられていい。
ただ、
「週刊真木よう子」の共通テーマは、当然、「主演:真木よう子」なわけで、
もう彼女の胸とかへんなエロぐあいを前面に押し出すような作品は、
この先はいらないのではないかと思う。
『SP』での笹本役の真木よう子がなぜ支持されているかといえば、
同僚の松尾諭を小突いていたりしつつコミカルな演技をしていたり、
凛とした感じで敵と対峙している姿が受けているのだろうと思う。
週刊真木よう子2

鮭であれ、比内地鶏であれ、ほぼ万人に旨いと言われる調理法があるわけで、
それと同じく、女優「真木よう子」にしても、
艶っぽい路線以外で万人にうける調理法を開発してほしいもんだ。
週刊真木よう子5

※ところで、先週の『SP』のスペシャルは、期待が大きいだけ、
その結末が結局わからずじまいとなって、
さらに次にお預けを喰らったという印象だったのが残念。

先日、『SP』のテーマのスコアを観ることができた。
この『SP』のテーマの出だしの最初の部分は、
きっと『ターミネーター』のパクリで、
続けて『007』のテーマのと同じ変化を持つ曲想となっている。
特に3連符の叩き出しは、思いっきり特徴的ですね。
そういえば、
かつての『古畑任三郎』のテーマも、やはり『007』のテーマの変形だ。
たかだか一つの音効にしても、
アクションなら万人に一定のインパクトを与える音の原型というものがあるようだ。

にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ



スポンサーサイト
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。