舞台の効果音

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テレビドラマ『絶対彼氏』(フジテレビ系列毎週火曜日の21:00 - 21:54)が
スタートした。主演は速水もこみちと相武紗季。
絶対彼氏3

そして、
さらには、映画『僕の彼女はサイボーグ』が、5月19日から公開される。
こちらの方は、主演が綾瀬はるかと小出恵介。
僕の彼女はサイボーグ.5


というわけで、同じ時期に、
ロボットの彼氏とサイボーグの彼女というSFネタの作品が共存することになる。
なんだか妙なシンクロニシティー(共時性)みたいなものを感じる。
世の中が、このタイプのドラマを無意識に求めているんだろうか?

『絶対彼氏』では、
失恋し、落ち込んでいた梨衣子(相武紗季)。
偶然出会った怪しいセールスマン並切岳(佐々木蔵之介)に欲しいものを聞かれ、
思わず「彼氏!」と答えてしまう。
やがて、梨衣子のアパートに届いたのは「理想の恋人」というロボットだった。
その届いた箱からは裸の美少年が出てきた。
とてもロボット(速水もこみち)とは思えない彼だが、
梨衣子はとりあえずお試し期間として、ロボットと過ごしてみることにする。
snap_25__0804152157.jpg


一方、『僕の彼女はサイボーグ』では、
未来から来たサイボーグと名乗るガイノイド
(女性に似せて作られた人造人間、綾瀬はるか)と、
彼女にしだいに惹かれていく青年(小出恵介)の
共同生活を描くSFラブストーリー。
21歳の“僕”(小出恵介)を救うために未来の“僕”が
現在の自分に送ったという最高にキュートな“彼女”(綾瀬はるか)は、
やることなすことすべてが大胆でラフな「サイボーグ」だった。
“彼女”は“僕”のピンチを幾度となく救ってくれるが
感情を一切持たない“彼女”に思いが伝わらず、
“僕”は一方的に別れを告げてしまう。
僕の彼女はサイボーグ1

テーマでいうらなら、ほとんど同じと言っていい。
『絶対彼氏』では、梨衣子を一途に守り続けるロボット(速水もこみち)
『僕の彼女はサイボーグ』では、“彼女”を愛し続けるジロー(小出恵介)の一途さ
いやはや、どちらの作品にも共通することは「一途な愛」というやつだ。

たとえば『絶対彼氏』のドラマの品質を上げようとすれば、
ひたすら主人公の梨衣子(相武紗季)が、
周りの男たちから、毎回裏切られたり、
騙されることが酷くなるような演出をすることなのでしょう。
当然、ロボットである速水もこみち君の一途さ、要するに「純粋さ」が増していくわけで…、
もちろん、第1話でもその片鱗が見られた。

snap_25__0804152200.jpg

やっぱり、
損得勘定抜きで、純粋に愛するという行為が、
世の中には希薄になっているんでしょうね。
いやはやではある。
考えてみれば、
韓国映画の『猟奇的な彼女』や
『僕の彼女を紹介します』においても、
クァク・ジェヨンが脚本と監督をする中で「一途な愛」の変形ともいうべき表現を
すでにしてきている。
その帰結が、今回の『僕の彼女はサイボーグ』なのでしょう。

速水もこみち君も綾瀬はるかさんも、美形なんだけれど、
いかんせん演技が下手なところが、
逆に人間ではないロボットやサイボーグの役柄にはマッチしているのでは。

また、この2作の共通点として、ロボットやサイボーグがプログラムされた状況から、
愛ゆえに「自我」を手にするところ。
これも本当に使い古されたパターンではあるが、
マシンから人間へというような変化は、
昔も今も、何か人間の心の奥深いところを刺激するファクターなんでしょう。
僕の彼女はサイボーグ2

「一途」って、
他を顧みないで、一つのことだけを追い求めることだし、
ひたむきなことなんですよね。
『篤姫』に見られる「家族愛」や「役割を全うする心」
『ロス:タイム:ライフ』や『明日の喜多善男』などなど、
これらのドラマが抱く主題が内包していることは、
人にとって安心できる拠り所を求めて、
迷走し続けいている現代社会の心の反映なのだと思う。
食品や年金をはじめとして、
その原因を生み出している企業や政府だけでなく、
人間そのものに対して常に不信感を抱かざる得ない日本の社会が、
もう一度なんとかまともになりたいと
無意識のうちに強烈に願っているように感じてしょうがない。
ただ、その願いのシンボリックな対象がSFのロボットとかサイボーグという存在。
そんな架空の存在に依拠しなければならないという現実が、
なんともはや心許ない。
香山リカさんではないが、「劣化する日本人」という精神的状況は、
果てしもなく続いている。
恐ろしいことだと思う。
snap_25__0804152201.jpg

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■『絶対彼氏』のスタッフ

原作 … 『絶対彼氏』。渡瀬悠宇(フラワーコミックス刊)
企画 … 金井卓也
脚本 … 根津理香
演出 … 土方政人
プロデュース … 橋本芙美(「海猿」「空中ブランコ」ほか)

■『絶対彼氏』キャスト

天城ナイト:速水もこみち  浅元創志:水嶋ヒロ  井沢梨衣子:相武紗季
林孝太:入江甚儀  森川靖:桜木涼介  佐藤のぞみ:河本麻希
伊藤美加:上野なつひ  大野千穂:英玲奈 浅元将志:中村俊介
並切岳:佐々木蔵之介  若林ふじ子:真矢みき 田中陽一郎:加治将樹
浅元和志:山本圭  白鷺優貴:篠井英介 平田一:佐戸井けん太
安達香子:猫背椿  出井武:綿貫正市 吉岡鉄子:峯村リエ 石関隼人:姜暢雄

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■『僕の彼女はサイボーグ』のスタッフ

監督・脚本:郭在容(クァク・ジェヨン)
撮影監督:林淳一郎
プロデューサー:山本又一朗、ジー・ヨンジュン

■『僕の彼女はサイボーグ』のキャスト
彼女:綾瀬はるか  北村ジロー:小出恵介、喜内琉斗(幼少)
ジローの友人:桐谷健太  ジローの祖母?:吉行和子
オークショナー:遠藤憲一  22世紀の高校生:吉高由里子
大学教授:竹中直人  無差別殺人鬼:田口浩正
警官:ドロンズ石本  TVリポーター:小日向文世
駄菓子屋のオヤジ:蛭子能収  

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