舞台の効果音

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昔、インドのホテルでテレビをつけたら、
シリーズ第1作目の『ランボー』をやっていた。
しかも字幕スーパーは、中国語のものだった。
観ていると、
タイトルの部分の中国語訳が「第一血滴」?と書かれていた。
まさに直訳。
『ランボー』の1作目の原題は、『First Blood』
この原題を日本語で直訳すると「最初の血」となるわけだが、
それは「どちらが先に仕掛けたか」という意味のボクシング用語であり、
そのベトナム帰還兵であるランボーの問いかけがストーリーの底辺に流れている。
ランボー5

さて、シルベスター・スタローンが、
新作『ランボー 最後の戦場』(5月24日公開)のPRのために、
プライベートジェットで来日したというニュースが
目覚ましテレビなんかでも紹介されていた。
羽田空港に午前3時45分に到着。
やたら赤ら顔のスタローンはぼーっとした感じで、
待ち受けたファンたちに、サインを書いたり、
握手をしたりと愛想を振る舞っていた。
きっと、機内でかなりの酒を飲んでのご登場だったのだとは思うが、
こういうおじさんは、イタリアなんかにはごろごろいるんだろうなぁ。
がっちりした体格、そして、素朴かつ不器用で、
笑うとなんだかちょっと愛嬌のあるイタリアのおっさんという感じだ。
もう、61歳になったんだよなぁ、シルベスター・スタローンは。
前作『ランボー3/怒りのアフガン』から20年ぶりに、
ランボーシリーズの最終作を仕上げてしまった。
『ロッキー・ザ・ファイナル』も無理矢理やって、
とりあえずヒットさせてしまった。世界での興業収入1億5500万ドル!
いやはや。頑張っている60代ではある。
ランボー1

でも、やっぱりね、61才ともなると、
身体は、全盛時代とはまったく違うわけで、
顔の皺は目立つし、
自慢の筋肉だって、ぶよぶよとしている。
本当によくやるなぁという印象だ。
リングではぼこぼこに殴られ、
いまだに戦場であるジャングル地帯を傷だらけで疾走していくわけだ。
同じ肉体派俳優でも、
カリフォルニア州知事を勤めるアーノルド・シュワルツェネッガーの
器用な転身ぶりと比較すると、なんとまぁ、不器用なことか。

今回の作品では、
スタローンは、監督、脚本、俳優、プロデューサーの4役をこなしたという。
誰よりも早くセットに来て撮影の準備をし、誰よりも遅く最後までチェックを続け、
そして帰宅しても、深夜まで脚本の手直していたそうだ。

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今回の舞台は、軍事政権の暴挙に世界から注目を集めるミャンマー。
かつてベトナム戦争の英雄だったジョン・ランボーは、
今では、淡々とした生活をしていた。
タイ北部のジャングルから得た毒蛇を売ったり、
ボートで人や荷物の運搬をして生活をおくっている。
しかし、ミャンマーでは、軍による少数民族への迫害が激化していた。
そんなある日、アメリカのキリスト教団体がボランティアで来て、
仕方なく案内を引き受けることとなる。
その中で、少数民族を支援する女性、サラと出会い、
彼女の真っ直ぐな情熱にうたれたランボーだった。
途中で海賊を皆殺しにして目的地へ無事に届けたものの、
数日たって、
ランボーに届いた報せはサラたちが軍に拉致されたというものだった。
救出のために雇われた最新装備の傭兵部隊を、
またも案内をするすることになるランボー。
傭兵たちとともに戦う中で、ランボーが覚醒していく…。

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ランボー2

というわけで、
ランボーシリーズの2作目・3作目と同様に救出劇となる。
「仲間を救出する」という大義名分が、
やっぱり物語を展開するために必要なんだろうなぁ。
本当は、どこにも大儀などは存在しないだろうに…。

今回の作品の予告などでは、
1982年、アメリカ──────自らの尊厳のため
1985年、ベトナム──────幾多の戦友のため
1988年、アフガニスタン──唯一の理解者のため
2008年、ミャンマー─────すべてに決着をつけるため
「最後の戦場は、男に何を与え、何を奪うのか?」
「アクション映画の歴史を変えた大ヒットシリーズ、遂に衝撃の決着へ!」
などという、言葉が画面に表れてくる。

深い悲しみを胸に抱くベトナム帰還兵を通して、
人としての尊厳やアメリカ政治への批判などを含めていた1作目とは、
全然異質の物語ではある。
スタローンがどんなに、この新作に反戦的なものを盛り込もうとしても、
彼が生み出してきたこれまでの作品全体には、
「戦いと勝利」という実にアメリカ人っぽい感性が常に流れている。 
結局、なんやかんや言っても、
激しい殺戮とアクションのシーンに目と心が奪われてしまうのだ。
スタローンという人は、やっぱり不器用な人で、真剣にやればやるほど、
アクションの部分が激しく、凝ったものになっていくようだ。
その結果、反戦をテーマにしたものというよりは、
せいぜい一人の孤独な英雄の戦いの物語ということに帰結してまう。

ランボー3

そういえば、1975年のまだ無名だったころ、
スタローンは、モハメッド・アリの試合に感動して、
3日間で書き上げた「ロッキー」の原作脚本をかかえて、
自身の主演を条件に売り込んでいた。
ご存じの通り、無名の選手がチャンピオンと戦うチャンスを得て、
努力して勝利するというシナリオだ。
フィラデルフィアの街を朝のロードワークに出るロッキーのシーンがいい。
全力で疾走し、もちろんバックにはロッキーのテーマが流れる中、
自分を鍛えているロッキーの姿に、
この当時の大部屋役者だったスタローンの
スターとなっていくイメージがダブって見える。

あの頃と現在でも、
まったくそういう意味では変わらないのではないだろうか?
人間というのは、とことん業の深い生き物だと思う。

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コメント

初めまして!ちょっとよりました。

ご機嫌のところ申し訳無いのですが、気になって眠れないので、再度訪問し、コメントします。

無名の選手である、ロッキーバルボアは、アポロ・クリードに勝利はしていないのですが?確か判定で負けました。私が高一の時の映画でしたが、ランボーともども今でも良く記憶しています。

人生に勝利という意味にも取れなくもありませんが?

もし、このコメントが不愉快でしたら、直ちに削除願います。
2008/05/08(木) 13:14:04 | URL | サンジェルマン伯爵 #-[ 編集]
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