舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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『海猿』
『ローレライ』、
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀さん。
みなさんもご存じの通り、彼の仕事内容は昨日のキサラギのサントラも含めて、多岐にわたります。
それぞれのドラマを深く理解した上での曲作りが見事。
特に、シンフォニックな曲については群を抜いた実力を感じます。
たとえば…、 
『LIMIT OF LOVE 海猿』などでもそうですが、あの海猿のテーマは実に見事ですね。あまりにも知られている曲なので、劇やスライドなどに使う気はしませんが、とにかく素晴らしい。

海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)
海難救助の最前線にいて、常に死と隣り合わせの仕事を繰り返している。
恐ろしいまでに、軋みをあげ傾いて行く豪華客船。
傾くその船体の中には195台もの車両。
引火、連鎖爆発の危機。
600名以上の乗客。
沈没する船の中には、二人の逃げ遅れた乗客と仙崎、
そして、同じく危機に瀕するバディー。
激しい爆発音!
完璧に浸水する船体!
生の限界
使命感
恐怖
周囲の誰もが絶望しかけている中、
あきらめることを知らない男たちのシルエット、声
未来へつなぐ絆

メインテーマが勇壮に流れる…。

上手いね~。
『踊る大捜査線』のチームの好みが存分に出てくる瞬間ですね。
「本来的に立場の弱い人間たちが、仲間を信じ、その持てる力を振り絞って全員で立ち上がる」という場面を設定とそれを支えるシンフォニックな曲。
かつて『バックドラフト』のテーマも類似する曲ではありましたが、『料理の鉄人』に使われて、音としての命を無駄に消耗してしまったのが残念でした。
佐藤さんが音を手がけた『ローレライ』の「未来を譲りし者たち」というテーマ曲も、けっこういいものがあります。
映画以外にはまだ使われていません。
将来的に変な使われ方をしなければいいのですが…。
きっと他のシチュエーションでも効果的な使い道があるかと思います。

とにかくようするに、佐藤さんのこの交響曲的なオーケストラを巧みに使った曲は、
「名もない庶民が、ぎりぎりの所で踏ん張る矜持や意志の集合」とでも言うような何かを表現しています。
自分の傍らに、まだ見ぬ仲間の存在を無意識に感じながら、曲を聴いています。




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