舞台の効果音

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今回は『ハンコック』について。

飲んだくれで、
ベンチで寝転んでいるホームレス、
スーパーヒーローなのに、市民の嫌われ者。
無精ひげで、正義感もやる気も全く感じさせない男…。
小さな子供に、「事件だよ!」と起こされ、
うだうだとふてくされていると、
その子供から「アスホール!(クズ)」と馬鹿にされるしまつ。
酔っぱらったままで、空を飛び、
道路標識に激突して、ぶっ壊し、
犯人が乗った車をビルの尖塔に突き刺す。
ビルを壊し、パトカーはボコボコになり、
事件が解決しても、
社会に物凄い損害を与えてしまう。
もちろんロサンゼルス市民からはブーイングの嵐、
いやはや、
そんな嫌われ者のスーパーヒーローが、
主人公ハンコック(ウィル・スミス)。
ハンコック13
さて、映画『ハンコック』が8月30日から公開されている。
アメリカでは、すでに7月4日の独立記念日の週末を含めた5日間で、
1億400万ドル(約111億円)の興行収入を上げる大ヒットとなっているそうだ。
ともあれ、つい先日まで北京五輪の話題で一色だったのに、
あっという間に時が流れてしまった。
今回の映画『ハンコック』の評価に関しては、
何と言っていいやら、なんだかなぁという感じだ。
ウィル・スミス好きのお方には、お勧めかもしれないし、
CGや派手なアクションがお好みの人にとってもいいかもしれない。
ただ、
相変わらずのハリウッド作品らしく、
脚本が大味というか雑というか…。
ハンコック4
とりあえず、「ヒーローが市民の嫌われ者」という設定はなかなかいい。
これまでのステロタイプなヒーロー像と大きく違って、
無茶で、「Too Much Power」をコントロールできないし、
酒臭いツバを飛ばしてスラングを連発、
人から「クズ!」といわれるとキレて暴れ出すというような、
かなり壊れているヒーローの設定をしたのは面白いと思う。

監督は、 ピーター・バーグ。
前作「キングダム/見えざる敵」では、
サウジアラジアを舞台にテロリストたちのかなりシリアスなドラマを撮っていた。
その反動かわからないけれど、
今度は1年も経たないうちに、
アクションコメディー?の『ハンコック』に取り組んだというわけだ。ハンコック1


ピーター・バーグ監督いわく、
「アル中で破滅的なダメ男が、
酔っ払っている時に人を救おうとする話。
ただ、スーパーヒーローものの体裁をとってはいるけれど、
実際は魂の救済を求めている1人の男の物語であるところが気に入っている。
僕は常に作品のどこかにグレーゾーンを残したいと思っているんだ」
なるほど…。
そういう意味では、
主演のウィル・スミスという存在は最適だったのではないかと思う。
彼のこれまでの主演作品でも共通して言えることだが、
メチャクチャなアクションより、
時折見せるウィル・スミスの哀しげな表情が、実にいい。
社会と折り合いがつかなくて、
しかも自分自身がいったい何者かすら分からない。
そんな主人公の寂しげな感じがよく表現されていたと思う。
「社会と自分」という構図での哀しみや寂しさの部分は、
別にスーパーヒーローとしてでなくてもあらゆる人間に相通じる。
ハンコック7
そんな酒好きでキレやすく市民には歓迎されていないハンコックは、
ある日、踏切で立ち往生していた車を
事故から防ぐために列車をエルボーで阻止。
このときに助けられたPRマンのレイ(ジェイソン・ベイツマン)は、
嫌われ者のハンコックに真のヒーローになってもらうべく、
さまざまな戦略を練ることとなる。

ハンコックに、市民から共感の得られるような反省の弁を述べるようにし、
刑務所に服役させ、
犯罪増加とともに、
やがて彼が社会にとって必要になる状況を待ち、
ヒーローらしいボディスーツを仕立て、
ひとたび事件が起きれば、
警官たちの苦労をねぎらって、
「グッドジョブ」と馬鹿の一つ覚え的に言わせるようにする。
なんともぎこちないハンコックの愛されるヒーローぶり。
そんな庶民の好感度を上げていくくだりは、
それなりに面白いし笑える。
ハンコック12
ただ後半になって、
レイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)が
実は身近にいた同類の女性だったと分かるあたりから、脚本がねじれてしまう。
不死身のはずのハンコックが撃たれて血を流し、
担ぎ込まれた病院で彼女から自分の正体と秘密をさらにあかされる。
なんと彼女こそが、
自分の妻であったことを知るというなんとも妙な展開になっていく。
しかも、ハンコックとメアリーが接近すると、
互いのパワーが無くなってしまうという設定もなんだかなぁではあった。
あまりにも安易な展開で、
こういうのがやっぱりアメリカ人好みなのかなぁと、つい思ってしまう。
念のため、アメリカのサイトのレビューなども読むと、
確かに、脚本が単純という声もそれなりにあるものの、
ウィル・スミスの演技を含めて手放しで大好評のようだ。
ハリウッドの脚本家たちに才能がないのではなくて、
いりくんだ深みのあるドラマをアメリカの大衆があんまり受けつけないから、
こういうような大味な感じのレベルで映画を商品化してしまうのでしょうね。
ハンコック10
また、メアリーを演じているシャーリーズ・セロンは、とりあえず現在も魅力的だ。
かつて、反政府組織の戦士イーオン・フラックスという全身武器のヒロインを
ダンサー出身の彼女がやたらと格好良く演じていたのを思い出す。
(ただ映画としては、あの『イーオン・フラックス』もいまいちのSF?だった)
さて、
最近、ピーター・バーグ監督は、やたらと引っ張りだこらしくて、
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを映画化するらしい、
コミック“Hercules: The Thracian Wars”の映画化ということだ。
さらについでに、ピーター・バーグ監督は、
なんとパラマウント・ピクチャーズの『砂の惑星』のリメイク企画を進めているという。
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ハンコック9
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■ やたらと詳しい英語版のあらすじ

John Hancock (Will Smith) has superhuman powers including supersonic flight, invulnerability,
immortality, and super-strength, but is also a cynical alcoholic. Though he uses his powers to
stop criminals in his current home of Los Angeles, he regularly causes millions of dollars of
property damage due to his constant drunkenness. As a result, he is routinely jeered at the
crime scenes. Hancock also ignores court subpoenas from the city of Los Angeles to address
the damage he has caused.

As public relations consultant Ray Embrey (Jason Bateman) is driving home from
an unsuccessful meeting pitching his All-Heart logo for corporations that perform charitable
acts, his car gets stuck on a railroad track. Hancock saves Ray from an oncoming freight train,
but derails the train and nearly injures another driver. Hancock is jeered by other drivers for
causing more damage, but Ray steps in and thanks Hancock for saving his life. Ray offers to
improve Hancock's public image, and Hancock grudgingly accepts. The consultant convinces
the alcoholic superhero to allow himself to be jailed so they can show Los Angeles how much
the city really needs Hancock. When the crime rate rises after Hancock's imprisonment, the
superhero is contacted by the Chief of Police. With a new costume from Ray, Hancock
intervenes in a bank robbery, rescuing a cop and stopping the leader of the robbers, Red
Parker (Eddie Marsan).
ハンコック5
After the rescue, Hancock is applauded for handling the bank robbery. He becomes popular
once more, as Ray had predicted. He goes out to dinner with Ray and his wife Mary
(Charlize Theron), to whom he reveals his apparent immortality and his amnesia that began
80 years ago. After Hancock tucks a drunken Ray into bed, he discovers that Mary also has
superhuman powers. He threatens to expose her unless she explains their origins, so she
tells him that they have lived for 3,000 years with their powers, having been called gods
and angels in their time.
She explains that they are the last of their kind, who were all paired, but does not tell
him the whole truth. Hancock sets off to tell Ray what he has learned but Mary intercepts
him, beginning a violent battle that takes them to downtown Los Angeles and causes
widespread damage to the area. Ray, downtown in a business meeting, sees and recognizes
Mary using powers like Hancock's.

Hancock is later shot twice in the torso and badly injured when he intervenes in a liquor store
robbery. Mary visits him in hospital and explains that as the pair of immortals get close,
their powers begin to weaken. She also explains that Hancock was attacked
in an alley 80 years ago and his skull was fractured, causing his amnesia. Mary deserted
him then to allow him to recover from his injuries. After her explanation,
the hospital is raided by the bank robber Red Parker and two other criminals with
grudges against Hancock.
Mary receives a serious gunshot wound. Hancock is able to stop two of the men
but is further wounded by them. When Red attempts to finish Hancock off, Ray comes to
the rescue and stops the bank robber with a fire ax. With Mary close to death, Hancock
uses the last of his strength to flee from the hospital so that their parting will allow
her powers to return We catch up with Hancock later in New York City, still working
as a superhero.
Out of gratitude to Ray, Hancock paints Ray's All-Heart logo on the moon and telephones him,
telling him to look up at the worldwide advertisement.
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