舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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新年あけましておめでとうございます!
新しい年になっちゃいました。
みなさんにとって、最良の年になりますように願っています。
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さて、今回は、第59回NHK紅白歌合戦について。

過去10年で最少の53組で行われた紅白。
昨年の58組と比較しても、その少なさは特徴的でした。
2003年では62組、2005年でも60組だったわけで、かなり少ない。
少数精鋭?という感じであり、エンターテインメント番組部の近藤保博部長さんによると、
「歌をじっくりと聴かせる紅白」ということなんだそうだ。
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確かに、下のそれぞれの歌手やグループの持ち時間も、
ほとんどが4分以上なわけで、過去の紅白に比べても珍しい状況だ。
(昔は、初出場だったら2分!という扱いの歌手もいた)
紅白での歌手たちの持ち時間にはご存じの通りいろんな意味合いがある。
たとえば、
その歌手のNHKにおけるステータスであったり、
制作サイドの歌手に対する視聴率への期待であったり、
芸能事務所の思惑や貢献度、今後の関係性であったり…などなど。
それはもう大変な重みがあるわけだ。
北山たかしさんなんかも、北島三郎事務所の強力なプッシュというかねじ込みが
あってこそそれなりの持ち時間をもらって、
舞台の上に立っていられるという、いやはや。
逆に、相変わらずNHKは、
「桑田佳祐」、「竹内まりや」、「B’z」ら大物たちに振られっぱなしで、
今回はとうとうドリカムさえも呼ぶことはできなかった。
結局、交渉で成功したのは、北京五輪のテーマを手がけたミスチルで、
下の持ち時間の一覧を見れば分かるとおり、6分~7分も彼らに渡し、
NHKでももっとも広い101スタジオで演奏していただくという
超VIP待遇とあいなった。
(結果的に、2分、3分、4、5分と、歌手に対してのランキング付けができあがっている。
ちなみに、5分の持ち時間が与えられれば一流歌手扱い)
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また、ジャニーズ事務所も、SMAPとTOKIOという2枠のしばりがずっと続いているため、
他の人気者たちはいつまでたっても紅白に出場できない。
そんなお家の事情というのか、お抱えの他の歌手やグループの不満のはけ口として、
今年も大晦日の民放で「ジャニーズ・カウントダウンライブ」に参加させるという処理を
せざる得ない状況が続いている。

ついでに、とうとうハロプロ枠もアキバ系枠も無くなった。ハロプロの衰退です、さらばモー娘。
小室哲哉の例に漏れず、時代の流れを感じさせられます。

NHKの「歌の力・ひとの絆」という路線は、
3年間もので、来年までのプロジェクトだそうだ。
それはそれでいいのだけれども、
ただね~、NHKの裏方の実力そのものの低下が今年は特に目立つ。
酷いですよ、今回は。
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企画力・展開力・運営力など、
日本の株価と同じようにことごとく低落傾向にあるみたいだ。
担当ディレクターやカメラ関係、舞台関係のスタッフのメンバーが、変わったのだろうか。
やたらと超基本的なミスが多い。
まず、単純なカメラの切り替えでも、
あたふたしながら大小のミスをやらかしていたのは明白。
舞台裏を見せるというのは、一つのおもしろい趣向ではあるが…。
意図せずに舞台裏を見せてしまうのは恥ずかしい。

さらにいくつかピックアップして述べると、
①舞台転換で右往左往しているスタッフがむやみにカメラの枠に入っていた。
 例えば、
 下手の花道での司会者と歌手との会話の場面で、
 舞台袖に出入りするスタッフの姿が入っていたり…。(これ、わざとですかね)

②審査員とのインタビューのカメラの前を人が通過。(ありえない)
または、スモークで審査員(松坂慶子)の顔が見えなくなりそうになる…。
 (予想していないのか、慎重さに欠けるのか)

③フロアカメラの担当者が下手すぎる。司会者や歌手をうまくとらえられない。

④北京五輪のオープニングの影響なのか分からないけれども、
 舞台バックのマルチビジョンによるCG映像などは、時には効果的だが、使いすぎ。
 引きの映像では良いが、
 歌手がアップになった際のバックとしては悲惨(ドットが汚い)。
 経済的で、転換の時間も短縮できる長所はあるにしても、
 今年は、NHKホールの舞台担当の名人芸的な技術がまったく見られなかった。 

⑤大道具の転換でのスタッフの罵声(指示する声)が密かにマイクに拾われていたり…。

そんな基本的なミスと並行して、もともとの企画の練り方が浅く、
エコ、2008年の話題、ブラジル移民100周年、エンヤなどと繰り出しても、
インパクトは少ないは、重みはないはで、どうしようもない。
 結局は、民放で売れた素材を「羞恥心」「相棒」のイメージに頼るしかない。
ただ、かといって、羞恥心&Paboの応援に来た一発屋系の芸人たち(小島よしお、
ダンディ坂野、金剛地武志、波田陽区)もぎこちなく、
特に、波田陽区なんかは、わざとかどうかは知らないが、
こけた上に他の芸人の旗竿で顔面を強打したりと、実に惨めだった。
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昨年の平均視聴率が39.5%、
平成11年までは少なくとも50%は越えていた怪物番組のはずだった。
今年はさらに、麻生首相の支持率のように落ち込むのだろうか。

とにかく紅白歌合戦は、良くも悪くも日本の「今」を表現してしまう番組ではあると思う。
NHK制作スタッフとしては、意図的に日本を盛り上げようとしたり、
不況を乗り越える人間同士の絆の力を表現しようとしたのかもしれないが、
無意識的に伝わってくるのは、得体の知れない不安だったりする。
昨年の食品偽装、金融不安、株価暴落、政局混迷、大量解雇などなど、
先行き不透明な変な胸騒ぎというか、
不安というのが意図せずに表現されてしまった「不況の紅白」であったように思う。

ただ、氷川きよしが歌い終わった段階で、予定よりきっと遅れていたはずだったのに、
最後の蛍の光の合唱のエンディングをぴたりと11:45に帳尻を合わせたのはお見事。
当たり前であるところに、実はそれなりの職人芸がまだ存在していたように思う。
結局、
仕事に対する丁寧さと誇りの堅持、これが課題なのではないだろうか。
日本人全体の「人間性の向上」が、
今の閉塞した状況の打開に必要なんだと、いまさらながら痛感させられた。

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前半 第1部
1浜崎あゆみ (10) 「Mirrorcle World」 4分
2布施明 (24) 「君は薔薇より美しい」 4分
3GIRL NEXT DOOR (初) 「偶然の確率」3分
4美川憲一 (25)「さそり座の女2008」4分
5 伍代夏子 (15) 「京都二年坂」3分
6北山たけし (4)「希望の詩」 4分
7 藤岡藤巻と大橋のぞみ (初) 「崖の上のポニョ」4分
8東方神起 (初)「Purple Line~どうして君を好きになってしまったんだろう?」 4分
9水森かおり (6) 「輪島朝市」4分
10 Aqua Timez (2)「虹」 4分
11 木山裕策 (初)「home」4分
12 秋元順子 (初) 「愛のままで…」4分
13 キマグレン (初) 「LIFE」4分
14いきものがかり (初)「SAKURA」 4分
15前川清「東京砂漠」4分
16川中美幸 (21) 「二輪草」 4分
ブラジル移民100周年
宮沢和史 in ガンガ・ズンバ & ザ・ブーム
「島唄~ブラジル移民100周年 紅白スペシャル・バージョン」
17 藤あや子 (16)「紅い糸」4分
18 WaT (4)「36℃」 4分
19 中村美律子 (13) 「河内おとこ節」 4分
20ポルノグラフィティ (7) 「ギフト」 5分
21 大塚愛 (5)「愛」5分
22 平井堅 (6)「いつか離れる日が来ても」 5分
23 坂本冬美 (20)「風に立つ」4分
24 秋川雅史 (3)「千の風になって」4分
SAVE THE FUTURE
エンヤ
「オリノコ・フロウ~ありふれた奇跡」
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後半 第2部
1Perfume (初) 「ポリリズム」 3分
2ジェロ (初) 「海雪」 4分
3SPEED (4) 「White Love (Re Track)」5分
4TOKIO (15)「雨傘」 4分
5 青山テルマ feat.SoulJa (初) 「そばにいるね」4分
6水谷豊 (初) 「カリフォルニア・コネクション」 4分
7 絢香 (3) 「おかえり」4分
8徳永英明 (3) 「レイニー ブルー」4分
9 倖田來未 (4) 「TABOO」4分
10 五木ひろし (38)「凍て鶴」4分
11 アンジェラ・アキ (3)「手紙~拝啓 十五の君へ~」5分
12森山直太朗 (3)「生きてることが辛いなら」4分
13( aiko (7)「KissHug」4分
14 羞恥心 with Pabo (初)「羞恥心~陽は、また昇る 紅白スペシャル」 5分
15 コブクロ (4) 「時の足音」5分
16平原綾香 (5)「ノクターン」 5分
17EXILE (4) 「Ti Amo」5分
18小林幸子 (30)「楼蘭」 5分
19 北島三郎 (45)「北の漁場」 5分
20一青窈 (5) 「はじめて」 5分
21 中島美嘉 (7) 「ORION」 5分
22Mr.Children (初)「GIFT」 7分
23 石川さゆり (31)「天城越え」4分
24SMAP (16)「この瞬間、きっと夢じゃない 紅白SP」 5分
25天童よしみ (13)「道頓堀人情」4
26森進一 (41) 「おふくろさん」 5分
27和田アキ子 (32)「夢」 5分
28氷川きよし (9)「きよしのズンドコ節」 5分
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