舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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フジ系列の『ヴォイス~命なき者の声~』(月曜後9・00)がスタートしましたね。
昨年の民放のTVドラマについては、
どういうわけかそんなに興味がひかれなくて、
結局のところ一年間を通して映画の話題を書きつないできちゃいました。
ところが、先日、TVをたまたまつけていて、
『ヴォイス』の冒頭を何の期待もなく観たら、
最初の3分ぐらいで、これはそれなりの実力の持ち主が作った脚本であり、
演出なんだなぁということをふと感じてしまいました。
不思議なもんです。
凄いというわけではないが、
そこそこのクオリティーを持っている。
そういうタイプのドラマなんだと思います。
ヴォイス 2
しかもドラマでの表現というか描き方のクセが、
どこかで観たことのある感じ。
「医大の法医学ゼミに所属する学生たちの奮闘を描く」
という遺体を題材にした法医学的なドラマのパターンは、
海外ドラマの『CSI』や『BONES』などにもあるけれど、
『ヴォイス』からうける印象はちょっと違う。
その妙な感触って何だろうとずーっと思っていたら、
これって2007年の4月からやっていた『プロポーズ大作戦』から
受けた印象と同じなんだなぁ。
全然シチュエーションも違うんだけれども同じ匂いがする。

もちろん調べてみれば、『ヴォイス』の脚本家は、
「プロポーズ大作戦」も手がけた金子茂樹さん。
脚本 - 金子茂樹
プロデュース - 瀧山麻土香、東康之
演出 - 成田岳、松山博昭、石井祐介
音楽 - 吉川慶
ヴォイス 21

なるほど~。
やっぱりね、人間って脚本上でドラマや会話を転がすためには、
それぞれやりすいベースというかパターンがあるんだなぁと思ってしまう。

瑛太の連続ドラマ及び月9枠初主演作『ヴォイス〜命なき者の声〜』の
キャストとドラマの基本となる会話の転がし方は、
突き詰めると『プロポーズ大作戦』と同質なわけで、
たとえば、以下のキャストの配置の仕方をご覧になっていただきたい。

-----------------------------------------------------------------------------
『ヴォイス』           『プロポーズ大作戦』
加地大己(瑛太)   ←→ 岩瀬 健(山下智久)
久保秋佳奈子(石原さとみ) ←→ 吉田 礼(長澤まさみ)
石末亮介(生田斗真)  ←→ 多田 哲也(藤木直人)
桐畑哲平(遠藤雄弥)   ←→ 鶴見 尚(濱田岳)
羽井彰(佐藤智仁)   ←→ 榎戸 幹雄(平岡祐太)
夏井川玲子(矢田亜希子) ←→ 奥 エリ(榮倉奈々)
佐川文彦(時任三郎)   ←→ 妖精(三上博史)
-----------------------------------------------------------------------------
いやはや構成的によーく似ています。
さらにもうちょっと抽象度を上げて分類すると以下のような感じ。
①物語の主軸であり(恋愛感情も含む)、柱となる主役とヒロイン
②会話のお笑い部分を担当しながら、会話に厚みをつける男のコンビ
③ヒロインとはちょっとタイプの違う女性キャラ1名
④イケメンで主役とは対極のタイプの男性キャラ1名
⑤物語の指針やテーマにまつわる台詞を担う年長者の役柄
ヴォイス 15
とにもかくにも、
①~⑤のキャラクターでドラマを動かすのが、
きっと金子茂樹さんにとってはやりやすいのでしょう。
金子さんは、これまでの脚本からしても実に頭がいい人なんだと思う。
たとえば、
単純で直線的になりやすい会話の部分を
ちょっとした小ネタの笑いのやりとりで緩和する技術が上手だ。
ヴォイス 3
さらに金子さんの特徴は、
あえて物語の「枠」を自分なりに定めて書こうとしている形跡があること。
『プロポーズ大作戦』ならば、主人公が過去に戻り、
彼女との距離を縮めようとして努力して、
不完全なままに現在にかえってきて、
思い出のスナップ写真が若干変わるのを見るという「枠組み」。

今回の『ヴォイス』ならば、当然ながらドラマごとに新しい遺体に直面し、
その遺体に秘められた真実を、
主人公らが想像力を駆使して追求する。
その追求の仕方を定型的な枠として定着させようとしている感じがする。
今回のドラマ作りの難しさは、
気の利いた「遺体の真実」のアイディアをどう捻り出すかですよね。
第1話なら、「手のひらを空に向けて死んだ中年男の真実」でした。
第2話は、
「生卵を入れたビニール袋を持ったまま、
自宅の近所で倒れていた35歳の男の真実。
しかも警察は急性の心臓死を疑うが、妻は、
最近までアメフトの選手だった夫が急死するとは信じられない。
東凛大の佐川は佐野の手に感電した痕を見つける。そこで…。」
これぐらいの予告を見ると、
自分だったら、どんなドラマにするだろうとついつい考えてしまう。
ふーむ、ハテ?、けっこうなパズルだ。

ともあれ、第1話「失われた命を救う医学」の平均視聴率は17.7% だったらしい。
好調な出だしですね。
第2話の内容を勝手に想像しながら、来週を待ちましょうか。
ヴォイス 20
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