舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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イケメンはぜひ変人であってほしいと、
たいした理由もなくそう願う。
むりやり理由付けをするなら、
イケているので本来もうそれで十分なのだが、
それではつまんないので付加価値がほしい、とでもしておこうか。
その方が味がでる。
とにかく、
イケメンはできるならばなるべく理解不能な行動をして、
我々を楽しませていただけると、有難い。
(ちなみに中国系カナダ人の知り合い曰く、有り難いとは、トラブルにあうという真逆の意味になってしまうそうだが…)

とりあえずというか、結局、というか、どっちにせよ、
仕事もあるのについ『ガリレオ』の第1話を観てしまった。

イケメン福山雅治くんが4年ぶりの主演ということで、
福山流のガリレオがどんなものになるかが気になっていたのも
観てしまった理由のひとつだ。
『ガリレオ』は、東野圭吾の作品が原作。
1998年文藝春秋から刊行。推理短篇小説集『探偵ガリレオ』と、
『予知夢』の中にある短編推理小説は合わせて10章。

少なくとも10回分のネタはあるというわけだ。
ちょっと前から旭化成のCMで、「ガリレオ」のワンシーンが、ドラマとCMのコラボという感じで流されていた。
ただどことなくぎこちない福山さんだった。
まだ、キャラも確定しないうちにはじめた撮影だったからなのかもしれない。

とりあえず、今回の人物設定と構成について、

①湯川学(36歳) - 福山雅治 
帝都大学理工学部、物理学科准教授・第十三研究室配属。頭脳明晰でルックス抜群、
しかし変人。

※主人公は、変人がいい。
 かつての小泉首相だって変人というふれこみのスタートだった。
 これが、彼にとっては良かった。
 奇人ではなく、変人。「変人」というのが、大事だなぁ。
 変人は、一般人とは違うこだわりをもっているからこそ、変な人と思われる。言い換えれば、普通とは違う切り口や視点を持っている人なのである。
これが本当に大切なポイントですよね。
この深みのあるというか、想像を絶するような変人ぶりから醸し出される妙なおかしさが生み出されると『ガリレオ』は、優れたものになると思う。
ついでに勝手を言うと、福山さんは、もっと変人ぶりを演じてもいいのではないかとも思う。
予告では、「さっぱりわからない」とセリフを吐いて、笑ってポーズをとっていた。
やっぱりもうちょっと感がいなめない…。
きっと本人もまだ「ガリレオ」になりきれていないのでは…、
と感じさせられる一瞬ではあった。

②内海薫(27歳) - 柴咲コウ
貝塚北署の女性刑事。

※原作にはないキャラクターなわけで、脚本担当の福田靖さんの付けたしだ。
原作では、草薙(北村一輝)とのコンピだったから、
内海薫(柴咲コウ)は福田さんがドラマをより魅力的にするために導入した存在。
これがね、もっと生き生きと描かれるといいなぁ。
おもしろかわいい個性が表れる「クセ」のようなことが付加されないだろうか。
たとえば、『TRICK』での、仲間さんと阿部さんの組み合わせ、
つまり
貧乏で貧乳のマジシャン・山田奈緒子と、
傲慢で小心者だけど巨根の物理学者・上田次郎のコンビは、
これは設定としてなかなかよくできている。

このふたりに類似する描き方を福田さんはするのだろうか?
福田靖という脚本家は、思うにかなり器用な人であるようだ。
「救命病棟24時シリーズ」や「HEROシリーズ」をさらりと手がけてやりとげている。その表現の自由自在ぶりが凄い。

③構成について
今回、福田靖さんの頭脳のガリレオぶりがよく出ていたのは、
唐沢さん扮する朗読ボランティアをしている犯人が、プラズマビームで暴走族をおどかそうとしたという発言を覆す構成。
これに尽きる。
東野圭吾さんの原作にこの部分はない。
福田靖さんの発見だ。

ガリレオ湯川の実験によると、プラズマによる殺人は命中精度が悪く何度も行わないと当たらないというところ。
つまり、犯人の何度も何度も殺人未遂を繰り返した執念深さを見つけるくだりである。
この付け足しで、プロの仕事になった。
えらいなぁ~。
アマチュアな人間に言われても嬉しくないだろうが…。

正直に言うと、東野圭吾さんのこの短編はあんまり面白くない。
正確に言うと、この短編小説全体が粗い感じがする。
そのスキをカバーして、よくぞ見抜いたと言っていいのでは。
いやはや、プロのライターは偉いものである。
次回は、短編集だと「第2章 転写る(うつる)」
さて、これをどう焼き直しをするのだろうか、脚本家福田靖さんは。

いろんな意味で楽しみな『ガリレオ』ではあった。

※ちなみに柴咲コウさんが、あんまり魅力的に描かれていないのが気になる。
だいじょうぶか?

夜風が寒くて、寒くて、
ベランダに出て一服しても凍えそうです…。



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