舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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最近は、本当にコミック漫画から焼き直したものがドラマとして放送されている。
「医龍」もそうだし、「有閑倶楽部」や「バンビーノ」とか「のだめカンタービレ」などなど…、数え切れない。
別に悪いことではないが、いかにオリジナルの脚本でドラマを作るというのが難しい時代に突入してきているかが分かります。
ましてや、ハリウッド映画なんかも脚本選びの段階では、悲惨な状態であるのは言うまでもない。(あの「海猿」を真似た「海神」なんかは、トレーラーを観ていても恥ずかしい…)
オリジナルでいくのは、どんなとこでもほとほと大変だ。

さて、今回は、10月10日から放送された「働きマン」について。

「働きマン」は、安野モヨコさんが講談社の週刊モーニングで連載中の漫画。アニメ化されていたらしいのだが、観たことはない。
現在は、日テレで水曜夜10時から放映中。

前回の放送では…、
主人公の松方弘子役は菅野美穂が演じて、それなりにがんばっていた。
主人公と対極の存在の釈由美子扮する女性の匂い全開で男を惹きつけつつ、仕事も恋も成功させていく野川由実の生き方との対比でドラマは展開されていた。(マンガでは、第7話の内容だが、ドラマのスタートとして女性の生き方のシンボリックな話なので、最初にもってきたのだろう)

もともと、コミックでは…
この主人公の設定は、28才。女性としては、微妙な年齢。
女性編集者で独身、なぜか元巨乳なんだそうだ。仕事で自分の人生や私生活が犠牲になっても、とにかく頑張ってしまう女性。
「男スイッチが入る」と、強烈に仕事に熱中し仕上げてしまう。
どういうわけか、好物は納豆巻き。
漫画では、かなりの確率で納豆巻きを咥えて仕事をしている絵柄が多い。(仕事を抱えて、男モードになっている象徴的な図として)

他のキャラクターもみんな、俳優の名前をもじって名付けられている。
成田君男(39)デスク。「生き方上手」
梅宮龍彦(45)編集長。
田中邦夫(22)新人編集者。
菅原文哉(32)張り込み専門の、張り込み屋。
小林明久(28)こぶちゃん。担当は風俗とグルメ。
山城新二(28)大手ゼネコン勤務、弘子の彼。

「仕事もの」のドラマっていうのは、作り手側がどれだけその仕事についての情報やその仕事を遂行する過程での悲哀を知っているかによって勝負が決まるのだろう。

先週、話題にしていた「医龍2」では、バチスタチームはバラバラにされて、朝田や伊集院、藤吉は北洋病院に異動とあいなった。
そこで出会う、やる気がなく、何かをあきらめたダメな医者たち
血管外科の外山誠二(高橋一生)、
麻酔科の小高七海(大塚寧々)、
消化器外科の松平幸太朗(佐藤二朗)など
いずれも何らかの問題を抱えている医者たちとからむようになってきた。ダメで情けないほどいい。心のどっかに苦しみを抱いているほどいい。問題を抱えた人間像こそ、ドラマのネタになるわけで、
それぞれが個人の問題として抱えていることが社会の問題とも重なっていく構造に当然なるわけだ。
ドラマを作っている側として、こんな設定を作るようにしたのも、苦しい努力と工夫のあらわれではないかと思う。
その脇役たちの問題が解決されていくたびに、新しいチームドラゴンが出現してくるのだろう。原作のコミックの内容はやりつくしたので、オリジナルの脚本で進行しているこの作品。話の展開はなんとかクリアしつつあるようだ。(ただ、原作コミックはその存在だけで、漫画家がカット割りも既にやってくれている。その結果をふまえての前シーズンの「医龍」は、そのカット割りの切り口が見事であったのは当然ともいえる。ところが、今回の「医龍2」ではそのカット割りにしてもオリジナルになる。現段階の作品は、どれもちょっとユルいカット割りであると感じてるのは、私だけだろうか。)
オリジナルは、かえすがえす大変だ。
さぁ、
病院経営の問題、心臓移植…、どれだけ作り手側が医療の世界に肉薄できるのか?
いや、ホント「仕事もの」のドラマは、それを支えるベースが必要ですよね。

再びもどって、「働きマン」では、
主人公もそうだが、脇役も働きマンが多い。
コミック1巻目の各章のタイトルは、
1 女の働きマン           ※主人公の女性と仕事
2 おいしいところをもっていきマン  ※副編集長の苦労
3 張り込みマン           ※張り込み担当者の苦労
4 ラーメンマン           ※風俗芸能の担当の誇り
5 あやまりマン           ※恋人新二の仕事ぶり
6 振り向きマン           ※渚、過去の仕事に振り向き
7 お姫さマン            ※野川、女を仕事に生かす

ちょっと無理が多い「~マン」というタイトルではあるが、毎回、各人各様の「仕事」に向かう姿勢が描かれている。

ジャンルや人の数だけ「仕事」を通してのドラマが作れる。
とはいうものの、どんな仕事であれ、その本質を知るには時間がかかる。
女性の視点から描かれているので、「働きマン」を読む女性たちは、
もっと深い感じ方をしているのかもしれない。
職場で女性が女性らしく生き生きと、しかも本音で仕事をできる社会ではないと思うのだが、それでも仕事をしなくてはならない。

「働きマン」かぁ…、
自分自身も、自分の仕事と仕事への向き合い方を改めて考えさせられてしまう。いやはや…。



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