舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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今朝(2007年11月15日)、めざましテレビで「象の背中 旅立つ日」をとりあげていた。
「JULEPS」が、象さんのアニメをバックにして、優しく歌うあの曲である。
東京新橋駅前の巨大モニターに映し出されるアニメ版「象の背中」
その映像と曲を、路上で見守るサラリーマンのお父さんたち…。

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ある朝、目覚めたら 神が待っていた
命に終わりが来ると
そっと知らされた

どうして僕だけが、
旅立つのか?
運命のさざ波に
声は届かない

一番近くの
大事な人よ
幸せだったか、
それが気がかり

もしも、僕がいなくなったら
最初の夜だけ
泣いてくれ
君と僕が過ごした時を
思い出しながら
見送って

君と会えて
幸せだった
朝の空見上げ
微笑んで

ぼくはきっと
日差しになって
見守るよ、君のこと
見守るよ、君のこと
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出勤間際に、これを聴かせるというのは反則だよなぁ、
ホントにもうフジテレビさん。
大して強くないんだから、一般庶民は。
結局、一日中、この曲と「象の背中」を考えるはめになってしまった。

原作の秋元康さんももう51才。
娘もいて、自分の子供に残すメッセージとしての作品を生み出すようになってきたという。
作詞家としては美空ひばりの「川の流れのように」があるけれど、再び「死ぬこことと生きること」にテーマを求めた。

映画の『象の背中』も原作どおり。
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48歳の中堅不動産会社部長である藤山幸弘(役所広司)が、ある日突然に医者から肺がんで、長くて6ヶ月と言われてしまう。

それから、彼が選んだ生き方は、
「今まで出会った大切な人たちに会って、別れを言うこと」
人生を振り返り
自分が生きた時間を考える。

「死ぬまで生きていたいんだ」

妻である美和子(今井美樹)と、夫婦としての23年間。
娘や息子への思い。

「死ぬことを考えていたら、いつの間にか、どう生きるかを考えていた」
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主人公、幸弘の選択は、一般中年男の「ある種の憧れ」か…。

昔、仲間と「心臓弁膜症で死をむかえる少女と懸命にその命を支えようとした看護婦の物語」というような脚本を作ったことがあった。
それを発表したところ、当然、客席は泣いてくれたし、感動してくれたようだった。
制作スタッフである我々も、その出来に自信満々だった。
ところが、これを観てくださった有名な某演出家の方が
「人の死で、客席を泣かせてはいけない。人が死ぬのなんて、どんな場合だって哀しいのだから」と批評をしてくれた。

あの頃、とにかく観ているお客さんを泣かせたくてしょうがなかった。
そんな、底の浅さを見透かされていたのだと思う。
でも、その頃はさすがに悔しかった。
おかげで、
それ以来ずっと劇中で人が死ぬような内容の脚本は作ってはいない。
生きている人たちの中にあるちっぽけな感動。
今現在も、その部分を仲間と描こうとしてもがいてきている。
それもけっこうな歳月…。
ずいぶん時間だけは流れたなぁ。

さてさて、
「死や生」を描くドラマや映画、そして音楽がたくさんあってけっこうだと思う。
作る側の誠意がそこにあれば、きっといいものになるというか、
作り手たちのそれぞれの「生きることに対しての回答」みたいなものが表現されるので大事なのではないかと思っている。

もちろん、観客としては「象の背中」のアニメだけで、
簡単に泣かされてしまう。
ほんとにちょろいもんである。
今朝は、通勤中、車を運転しながら思い出しては
うるうるしていたので危険でしょうがなかった。
あやうく自分が「旅立つ日」になりそうだった。

ちなみに、今日、初雪が降りました。
ひさびさに見る雪は、
寒いけれどもそれなりにいいもんです。
時間が確実に流れていることを
雪がしっかり教えてくれました。


映画『象の背中』の音効は、おなじみ千住明さんが担当。
実に、相変わらず美しいラインアップとなっている。
サントラとしても相当いいできではないかと思う。




■収録曲一覧
1. 愛に癒されて
2. 覚めぬ悪夢
3. もう一つの愛(ver.I)
4. 別れの準備
5. 愛に癒されて(Title)
6. 覚めぬ悪夢(ver.I)
7. 赤い傘と初恋の人
8. 無言の友情
9. 覚めぬ悪夢(ver.II)
10. 別れの準備(ver.I)
11. もう一つの愛(ver.II)
12. 象の背中
13. 最期の手紙
14. 覚めぬ悪夢(ver.III)
15. 愛に癒されて(ver.I)
16. もう一つの愛
17. 愛に癒されて(ver.II)
18. 悦子と美和子
19. 父と兄と遺言
20. 最期の手紙(ver.I)
21. 愛に癒されて(ver.III)



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