舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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『のだめカンタービレ』のスペシャル版がやってくる。
来春1月4日・5日、2夜連続だそうだ。
実に、楽しみである。

たとえシュトレーゼマンが竹中直人であっても、
ウェンツやベッキーが参戦してきているにしても、
なんにせよ、
あの「こたつ」のようなぬるま湯っぽく、それでいて変態の森のブラックホールとでもいうべき世界に会うことができる。
いいねぇ、
再び、のだめや千秋に会うことができるわけだ。

第1弾、第2弾と行っているヨーロッパロケも快調だったようで、
第1弾のロケなんかでは、約20日間も撮影していたという。
単なる月9ドラマだったのに、進化したものだ。
それに、
上野樹里さんも玉木宏くんにしても、なんだか楽しそうなのがいい。

そういえば
玉木宏くんは、最近やたらと宣伝している『ミッドナイトイーグル』に出演している。
雪山での撮影中、玉木くんは10kgも太ったそうな。
玉木くんの体調を心配した映画のスタッフが1日6食ほど用意して接待していたのが原因という。
とりあえず今はもどったというが…。
そんなことより、あの『ミッドナイトイーグル』はかなりまずいのではないか。
数週間前に見たプロモの映像にしても、なんともいただけない。
しかも、最近の大沢たかおさんは、なんだか妙に不気味になってきているし、
まして、
竹内結子の顔は変になってきているように思う。
人間不信というか心の闇の部分が、隠しきれない感じになってきているようにも感じる。

そんな共演者とともにいる玉木くんもなんだか精彩を欠いている。
いかんなぁ、
千秋先輩のピンチなのでは…。
しかも、
「北アルプス山中に墜落した米軍のイーグル戦闘機に搭載されていた秘密兵器をめぐる攻防を描く山岳アクション大作」
という『ミッドナイトイーグル』の謳い文句もねぇ、
既にダメでしょ。
リメイクと他国の良いと言われる脚本を拝借ばかりしている脚本欠乏症候群のハリウッドがすでにやっているようなことを、わざわざなんで日本映画でやるのかなぁ。
そんなの苦手科目なのに、日本映画は。

その点、『のだめカンタービレ』のスペシャルは、期待できる。
なぜなら、ヨーロッパ編でもある原作のコミックの10巻~19巻のストーリーが粘り強く描きあげられているからだ。
きっとかなり孤独で苦しい作業であるはずに違いない作業を二ノ宮知子さんはしているにちがいない。のだめと千秋のようなフランスでの物語のような話を、これまで誰も描いていないのではないだろうか。
このタイプの漫画のある種のフロンティアでもあるような気がする。
きっと、好きな酒をがんがんあおりながら、未知の分野に立ち向かいながら、勇気を出して描き続けているんだろうなぁ。
恐るべし、漫画家二ノ宮知子というわけだ。

さらに、この『のだめカンタービレ』を演出しているのが武内英樹さんであるのが大きい。(アニメより実写版の仕上がりがいいのは彼のおかげだと思う)

武内 英樹さんはテレビドラマ演出家、もちろんプロデューサーでもある。
手がけた作品も多い。
1996年から現在までほぼ30作品弱を制作している。

みにくいアヒルの子(1996年)
ひとつ屋根の下2(1997年)
ナースのお仕事2(1997年)
Over Time-オーバー・タイム(1999年)
カバチタレ!(2001年)
ロング・ラブレター~漂流教室~(2002年)
大奥第一章(2004年)
電車男(2005年)
小早川伸木の恋(2006年)
のだめカンタービレ(2006年)
などなど…。

『Over Time-オーバー・タイム』のテーマは良かった。その躍動的なインストルメンタルをいろんな場面に使用させていただいた。

また、
『ロング・ラブレター~漂流教室~』は、SF的な話だが、丁寧に演出してくれていたと思う。常盤貴子は魅力的だったし(ただ、カバチタレとほとんど同じ演技をしていたが)、生徒たちの中には、その後からぐんぐん人気が出た者たちも多い。ホテルの壁から錆びた栓抜きを使って身を守る常磐貴子のシーンが良かった。
ただ、残念だったのは、CGを使った表現だった。
ちゃちだったんですよ。

でも、その後4年たっての『のだめカンタービレ』では、「プリごろ太」の劇中アニメや「のだめ」のさまざまなシーンに使っているCG効果は成功している。格段の技術の進歩でもある。
ぜひ、来春のスペシャルでは、プリごろ太でフランス語をマスターするのだめのシーンを観たいもんだ。
(のだめは、プリごろ太のセリフを丸暗記していたため、この作品のフランス語吹き替え版『Prilin et Gorota PRIGOROTA』を見て、フランス語を習得した。)
のだめの映像は、よく見るといろんな所に遊び心を残したものになっている。

映像にこだわり、
音効にも当然のごとくこだわり、クラシックの演奏シーンをリアルにするために主要キャストは担当の楽器を習わせた。
ついでに「のだめオーケストラ(のだめオケ)」も誕生した。
※さわやかで若々しい演奏を披露してくれた。また、協力してくれている東京都交響楽団
の存在も大きい。
キャストにしたって、
「電車男」「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」などの
若手に招集をかけている。
武内さんの子飼いの者たちも多い。
オーケストラというチーム編成にはぴったりなのではないだろうか。

恐るべし、演出家武内秀樹というわけである。

ただ、
『のだめカンタービレ』でちょっとだけ心配なことは、千秋真一のコンプレックスであった乗り物恐怖症(幼い頃のトラウマで飛行機にも船にも乗れない)という設定が、のだめのインチキくさい催眠術で解消されていることである。
海外進出とひきかえに、大事なキャラクターのキズをなくしてしまった。
したがって、フランス編では、物語の視点が各登場人物に移って迷走することにもなってしまう。
心にキズがある者の方がドラマにしやすいという典型的な例だと思う。
おかげで、一見頑張っている青春群像ふうに最近のコミックのストーリーはなっている。
とりあえず
最近では、再び、のだめの視点に物語が移行してきているようだ。

さて、変態の森に踏み込み、
本人も意識せずの面倒見の良さによって、
順調に道を踏み外してきた千秋の今後はどうなるのだろう?

こちらも、
師走を乗り越え、なんとか来春にたどり着くようにがんばろうか。




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コメント
のだめ、大ファンです!
はじめまして!

あし@をたどってきました。
「のだめ」や「ガリレオ」に対するすばらしい視点、感服しました。
「のだめ」は男女の恋愛を今までにない全く新しい切り口で描いている、おっしゃるとおりの”フロンティア”だと思います。
「ガリレオ」の柴咲コウの顔については、以前何かのアンケートで、20代の女性のあこがれる顔立ちの1位に入っていたことを思い出しました。
確かに、美人顔ではないような気もしますが・・・。

こちらにもどうぞいらっしゃってくださいませ。
日々のちょっとした幸せをつづってますので。

拍手していきます。
これからも、時々訪問してみますね(面白そうだし)
2007/12/01(土) 00:49:21 | URL | しいちゃん #-[ 編集]
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