舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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1週間は、7日間のインターバルにしようって誰が決めたのだろうか?
そんなことを考えても、相当調べないと分からない。
とは言うものの、
これが、実に絶妙な日数であることは間違いない。
仕事の合間に、気になっているドラマを観て、
やっぱり慌ただしい仕事の合間に、
ドラマのその後のことを勝手に想像する1週間。
そして、自分で予想したシナリオがどうだったのかの結果に出会うのが7日後。
ちょうどいいなぁ、これぐらいのインターバル。

『医龍2』をまた観てしまった。
ずーっと気になっていた大塚寧々扮する小高七海の履歴がついに明かされる時が来た。
それにしても脚本の林宏司さんって、大したもんだなぁ。

母親の悲しみを大塚寧々さんに表現させたんですね。

大塚寧々さんといえば、
かつてあのエキセントリックな三代目魚武濱田成夫(SPになぜか登場していますが)と1998年に結婚し、2001年離婚、
すぐに俳優の田辺誠一と2002年に結婚したりしたという私生活のイメージもある。ついでに、『HERO』や『Dr.コトー診療所』などでの独特な大人の女としてのイメージもある。
したがって、北洋病院のシーンがスタートして、チョコレートを食べ続けるアンニュイな感じの小高七海の過去には、
「なんだか妖しげな色恋沙汰のトラウマの名残りみたいなもの」が
あるぞーってな感じで、引っ張ってきてきたのだと思う。

そんなイメージを林さんは十分に承知して利用したあげくに、
観ているものの予想をはじめから裏切るように
当初から予定していたわけだ。

大塚寧々の母親としての表情、これ、予想外に良かったと思います。

患者の自分の息子である黒田智樹(本郷奏多)を遠くから見つめる表情は、この数年の彼女がやってきた演技の中でも一番良かったのではないかと思う。

自分の子どもが同じ麻酔医のミスによって低酸素脳症になってしまったことへの後悔…、
幸せだったチョコレートにまつわる智樹との思い出、
自分の家庭を失ってからの日々、
レストランで誕生日の智樹を待ち続けた夜、
第8話までに、小高やり続けたチョコレート中毒の数々のシーンも
ここにきて生きてくる。
そして、智樹の手術…。

化粧をし華麗に「恋する女の表情」よりも、
心労でやつれつつ、そして、
子ども思い目を真っ赤に泣きはらしながら一途に安否を気遣い、
命を守ろうとする「母の表情」の方が美しい。

39歳の大塚寧々の別の面を垣間見たような気がする。

やはり人の心のコンプレックスやキズは、ドラマのネタになる。

さて、『医龍2』も1話ごとに、
登場人物たちの心のキズを順番に紹介し、
ドラマを生み出してきているわけで、整理すると…。

野村博人(中村靖日):
対人恐怖症の臨床工学士、医者との上下関係のトラウマ

外山誠二(高橋一生):
エリートの医者の家庭でのコンプレックス、愛情の問題

平幸太朗(佐藤二朗):
野心の挫折、論文の改竄、スーパードクターと呼ばれた過去

小高七海(大塚寧々):
仕事を持つ女の悲しみ、母としての悲哀

そんなこんなで、
それぞれのキズを癒し乗り越えて、
新しいチームドラゴンが生まれてきた。
ふと考えるとこの物語の構造は、『西遊記』と同じといえば同じなのではないだろうか。

朝田龍太郎(坂口憲二)→悟空 (医者としての強さ、チームを強調していう。香取君は「なまか」と言う。)
藤吉圭介(佐々木蔵之介)→沙悟浄(冷静さと粘り強さ、誠実さ)
荒瀬門次(阿部サダヲ)や平幸太朗(佐藤二朗)→猪八戒(酒、欲望に負けた経験、実は能力が高い)
伊集院登(小池徹平)→玄奘三蔵(医者としてのピュアな純粋性を保持する者)
里原ミキ(水川あさみ)→凛凛 (おまけのアイドル的存在)※実際、香取君の『西遊記』に出演しているから不思議なご縁だ。

さぁ、人の心のキズが物語の展開とともに絞られてきました。

①明真大学附属病院で、野口賢雄(岸部一徳)が自室で倒れ、狭心症の疑い。野口と朝田の関わりは?片岡と手を結ぼうとする院長の善田秀樹(志賀廣太郎)との関わりは?

②そろそろ片岡一美(内田有紀)の履歴の問題が…。あの何度もあざとく映し出される鞄についてる可愛いクマのストラップの意味は?

③明真大学付属病院がシンボリックに背負っている医療という人格の「心のキズ」の結末は?
※ちょっとスランプ気味の伊集院君の心の復活は?というのも並行してある。

また1週間が過ぎていこうとしている。
ドラマのことを仕事の合間に考えることもできるのですから、幸せなんだろうと思う。

※寒くなってきましたね。
 風邪など引かれないように。


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コメント
「医龍2」いいですよね!
こんばんは!
ご訪問ありがとうございます。

ぐーぜん、私もブログで「医龍2」の感想めいた事を書いてます。
豊作といわれる秋ドラマの中で、私自身いちばん注目しているドラマです。
大塚寧々の演技が光ってましたね。
正直泣きました。
全てのカードがそろって、いよいよ朝田が中心となって動く番になりそうです。
ますます楽しみ!
やっぱり、7日間のインターバルはちょうどいいのかもしれないですよ。
2007/12/01(土) 23:03:14 | URL | しいちゃん #-[ 編集]
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