舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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「女性が好きな女優」の1位は、
篠原涼子なんだそうだ。

「大人の女って感じで、綺麗でカッコいい」
「綺麗で、雰囲気もあり、演技も上手」
なんてな女性たちの声と支持を受けて、
堂々の今年の1位になっている。

凄いものだと思う。

「何がって?」
それは時の流れによるイメージの変化と
人気の推移というやつがである。

かつて篠原涼子は女性層からかなりのバッシングを受けていた時期があった。

あの頃、
そう、篠原涼子が役者ではなく歌手として世の中に出てきた頃…、
1994年7月、
小室哲哉プロデュースによる篠原涼子 with t.komuro名義で
『恋しさとせつなさと心強さと』(ストリートファイターII MOVIE』の主題歌)を発表して、
あっという間に、200万枚を超えるメガヒット歌手となっていた。

まだ、21才だった篠原涼子にはいつもスポットライトが燦然と当たっていた。

今考えるとそんなに歌も上手いという訳ではなかった。
ただ、小室哲哉が全盛をむかえていた時期であり、
彼がプロデュースする楽曲はどれもがヒットしてしまうほどの神がかっていた時代だった。

その渦の中に篠原涼子もいて、
発言などもつい調子にのってしまっていた瞬間があったように思える。

それを女性は見逃さない。
女性ファン層というのは、
恐ろしいものですぐさま女性週刊誌からスタートしてバッシングが始まった。

やれ鼻がでかいだの、
眉が太くて気持ち悪いだの、
唇が厚ぼったくていやらしいだの、
篠原の発言の裏はこうだのあーだの
こんな悪口を篠原は言っているとかなんやらかんやらエトセトラ…。
ひどいもんだった。

彼女の不遇の時代のスタートである。

人気は低迷し、歌手としての仕事もかからなくなった。

虚像である自分の姿をバッシングされる毎日…。

本当は、気取ったアイドル歌手ではなく、気さくな性格だったし、
母親を2才の時に交通事故で失っているため、父親の男手で育てられた。
したがって、兄弟や父のためにと自然に料理も上手かったりもする。
天然ボケで、おっちょこちょいのためによくドジをする。
自然体で、気取らない。
でも、そんなことはテレビ画面にはあらわれない。

それからほぼ10年の歳月が流れる。

気がつけば、彼女は役者になっていた。
ドラマの脇役としての出演が続いていた。人気も徐々に回復。
やがて、主役の機会が訪れた。
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anego(2005年、日本テレビ)
アンフェア(2006年、関西テレビ)
花嫁は厄年ッ!(2006年、TBS)
アンフェア the special コード・ブレーキング~暗号解読(2006年、フジテレビ)
ハケンの品格(2007年、日本テレビ)
※2005年には、市村正親と結婚というのも良かった。


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こういう流れを見ると、
やっぱり人間っていうのは不思議だなと思わざる得ない。

本人にとっては、あの不遇な10年間こそが、
彼女のプラスのイメージを培ったものであり、
ここでの日々が、主演している役柄のイメージの助けになっている。
また、その役柄のイメージでなおさら加速的に
新しい「篠原涼子」のイメージが築き上げられた。



『anego』では、
野田奈央子という30代の独身美人OL?という役柄。
30代のOLの人生観(結婚、仕事、家事など)についての悩みを抱えつつ生きる女性の典型的なイメージを担う。




『アンフェア』では、
女性刑事雪平夏見。
彼女の部屋は、女性とは思えないほど部屋が片付いておらず、
その部屋でしばしば全裸で寝ている。
しかし、推理力や格闘術、射撃術には長けており、検挙率は捜査一課ナンバーワンを誇る。
という、孤高に生きる女のイメージを担う。




『ハケンの品格』では、
派遣社員として特Aランクの評価を受ける大前春子の役柄。
3ヶ月契約で、丸ノ内にある食品会社『S&F』の営業事業部マーケティング課に雇われ、社内の人間関係に追われつつも、与えられたノルマを淡々とこなし、退勤時間になればさっさと帰ってしまう徹底ぶり。
仕事のできるクールなイメージだが、やっかいごとに巻き込まれ、結局手助けしてしまう。

※ついでに超難関の資格を26個も持っており、「クレーン運転士」、「油圧ショベル」、「ロシア語会話」、「昇降機検査」、「助産師」、「剣道四段」、「普通自動車第一種免許」、「大型自動車第一種免許」、「犬訓練士」、「看護師」、「食品衛生管理者」、「調理師」、「ふぐ調理師」、「理容師」、「エステティシャン」、「初生雛鑑別師」、「危険物取扱者」、「核燃料取扱主任者」、「あん摩マッサージ指圧師」などなど、各ドラマの後半で「~資格を持つ、おーまえ春子です」なんてなセリフを言う。
あまりにもあり得ないのだが、その「ありえなさ」が個人的には楽しみだった。

というわけで、一目瞭然のことではあるが、
この3年で、
新しい今の女性たちに受ける「篠原涼子」のイメージが作られたというわけだ。
本人の実像ともオーバーラップする面もあって、
歌手時代よりずっと居心地良い状態になっているはずであり、
他人ごとながら嬉しい限りである。

これも凄いことだと思う。

「何がって?」
女は、女が行う「嘘像の表現(アイドルなど)」には厳しく、
女性本来の実像に近いものについては自分のテリトリーの一部のように感じて、
認め合うという無意識的な力が働くということがである。非常に鋭くて、温かい。

現在では、女性層を中心にして、
「演技力に定評があり、演じる役の幅が広い事が大きな特徴だ」
と言われるようになっている。

今では当然のごとく、
OLなどの女性層からもっとも親しみのおける先輩のような存在として認知されている。

グータンなどのMCなんかでもその本領が発揮されてきた。

さらには、産業能率大学が新入社員に対して行った調査では、
「新入社員からみた女性上司の理想像」の第一位にもなっている。

ちょっと「anego」的なイメージが過度になってきているのかもしれない。

本当の意味で、
さらに自然体の篠原涼子でいてほしい、そう願う。
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コメント

有名になって ささって消えていってしまう
ヒトもいれば
篠原涼子、ルー大芝みたいに大復活するひと
いろいろな人生の歩みがありますね。
2007/12/24(月) 00:23:45 | URL | ponteroby #-[ 編集]

こんばんわ!
良いクリスマスをお過ごしください!
応援!!
2007/12/24(月) 00:44:05 | URL | NOBU #-[ 編集]
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