舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を観てしまった。

バブル景気というのは、
1986年から1991年までの4年間のことを言うそうだ。

この当時に流行った言葉は、その時代の表情をあらわしている。
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「地上げ屋」「地価高騰」「海外投資」「新人類」「マヌカン(ハウスマヌカン)」

「ワンレン・ボディコン」「三高」「ヤンエグ」「ジュリアナ東京」「お立ち台」

「カラオケボックス」「あげまん」「ティラミス」 「アッシーくん」 「おやじギャル」

「高級輸入車」「シーマ現象」「オークション」「シャンパン」「ポケベル」などなど…。

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いやはや、懐かしいやら、恥ずかしいやら
あっさりと通り過ぎてきた風景とは言うものの、
いやー凄いなー、
ホントに金さえあれば何でもできるし、何でもやっていた…。

いつまでも無限に続くかと思われた好景気の中で、
日本人が、全員でどういうわけか浮かれに浮かれて、
それこそ泡のようにはかない夢を見続けていた。
それはもう、不況にあえぐ現代とは雲泥の違いなわけで、
当時の日本人たちの勢いもまったく違っていたんだよなぁ。

そんなあの時代にタイムトラベルをして、過去を変え、
現代の不景気も変化させようというのが、
映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』だ。
すでに昨年の2月に公開され、昨日はテレビで放映されていた。
けっこうご覧になった方も多いのではないだろうか。



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■ とりあえずのあらすじ
2007年3月、800兆円の借金まみれで破綻しつつある日本経済。
財務官僚の下川路功(阿部寛)は、かつてのバブルを崩壊させたのは、
1990年に大蔵省の総量規制の行政指導と考え、タイムマシンで阻止しようとする。
洗濯機型タイムマシンを発明した昔の恋人田中真理子(薬師丸ひろ子)を
1990年3月に送り込むが消息を絶った。
下川路は彼女の娘・真弓(広末涼子)に会いタイムトラベルをして
1990年の東京に行かせ、彼女の母と日本経済を救うこと託す。


■ それなりにキャスト
下川路功 :阿部寛
田中真弓 :広末涼子
宮崎 薫 :吹石一恵
高橋裕子 : 伊藤裕子
田島圭一 :劇団ひとり
菅井拓郎 :小木茂光
玉 枝  :森口博子
芹沢良道 :伊武雅刀
田中真理子: 薬師丸ひろ子

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当時の風俗はもちろんのこと、飯島愛、飯島直子、八木亜希子、ラモス瑠偉らも、
1990年の頃のそのまんまのイメージで登場させたりしている。
ただ、ひたすらに懐かしい…。

全編通して、ホイチョイ・プロダクションズの作品らしい雰囲気が漂っていた。
今もとりあえず元気に生き抜いてきたホイチョイプロなわけで、
当然、このプロダクションの名を聞くと以下の作品がすぐ浮かんでくる。

『私をスキーに連れてって』(1987年)
『彼女が水着にきがえたら』(1989年)
『波の数だけ抱きしめて』 (1991年)

ちょうどバブルの頃の3部作だ。



今にして思えば、
この時期の日本人って、これらの映画にものの見事に乗せられた感じがする
特に、『私をスキーに連れてって』の影響力は大きかった。
主演の原田知世も若かったし、
三上博史のデビュー作でもある。
松任谷由実の曲「BLIZZARD」をバックに、
華麗に走るセリカGT-FOUR。
ロシニョールの板にPHENIXを着こなして、
真っ白なゲレンデをトレイン走行で滑走、
滑った後の上手いビール。ふと見上げればライトアップされたプリンスホテル。
「サーフ天国、スキー天国」の曲がぐるぐるリフレインしてしまう。
映画に関連してスキーも車もホテルの宿泊も、どんどん売れていく。


あーぁ、
知っての通り、日本人はブームにホントに弱い。
あまりにも繊細な民族なので、
ちょっと強めの風が吹くと、好き嫌い問わずにその方向になびいてしまう体質がある
このムーブメントを連続して生みだしたあの頃の若きホイチョイのメンバーは、
笑いが止まらなかったのではないだろうか。

一つの映画に、何社ものたくさんのスポンサーが関わって、
その圧倒的な宣伝力によって、日本中があっという間に巻き込まれていた。

怖ろしいことだと思う。




このホイチョイプロダクションのバックには
当然ながら、あの「電通」や「博報堂」などの広告代理店がしっかりサポートして、
タイアップの連鎖をつくっていた。それゆえ儲かってしょうがない時代だった。

まるで、日本中の流行の色合いを彼らが決めていたようなもんだった。
ほとんど一種のマインドコントロールみたいなものだ。
特に、夜の街での「電通」の羽振りの良さったらなかった。
映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』の中で、
広末涼子に「バブル最高!」と言わせているが、
これはホイチョイや電通にとって、
「バブル最高!」という意味に聞こえてきてしょうがない。

この時代の「電通」では、密かに「戦略十訓」を社を挙げて提唱していたという。
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■戦略十訓
・もっと使わせろ   ・捨てさせろ     ・無駄使いさせろ
・季節を忘れさせろ  ・贈り物をさせろ   ・組み合わせで買わせろ
・きっかけを投じろ  ・流行遅れにさせろ  ・気安く買わせろ
・混乱をつくり出せ

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まんまとやられた。
まさにこの通りに日本人は、踊らされてきている部分が大きい。
(この十訓は、今はやっていないそうだが)

おかげで、調子にのった日本人は中流意識のもとちょっと贅沢な旨みを知ってしまった。
現在の日本の信じられないような情けない出来事(偽装、癒着)は、
このバブル時代の「贅沢な旨み」の傘の下での甘い記憶に、
まだしがみついているから起きてしまうのだろう。



さて、
このホイチョイプロダクションの名品に
「カノッサの屈辱」(1990年~1991年フジ)という深夜枠でやっていた情報番組がある。
当時のさまざまな流行の変化を世界史や日本史の出来事になぞらえて、
仲谷昇が大学の授業風に説明していた番組だった。

2007年に「カノッサの屈辱2007 バブルへGO!! SP」が復活していたが、
相変わらず、絶好調だった。
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神聖ドコモ帝国 -(NTTドコモ)、Jフォランク王国 -(J-PHONE)
よしもトルコ王国 -(吉本興業)  大英U帝国 -(KDDI=au)
女帝ノリカテリーナ - (藤原紀香) バスコ=織田=ガマ - (織田裕二)
ジャンヌ=宇多田ルク - (宇多田ヒカル) ユキエリザベスI世 - (仲間由紀恵)
ヴァン=ベードーチン - (堂珍嘉邦) 皇帝ナポレ孫=正パルト - (孫正義)などなど

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今回は、伊武雅刀が仲谷のかわりに講義をしてくれていた。
(Yutubeで観ることが可能)
つい笑って観てしまうが、その分析能力たるやただ者ではない。
あれから17年たってもホイチョイのチームは、
時代を冷静に見つめている。

しかも彼らだけでなく、
電通も博報堂も、
今もなお現在進行形で、世の中を動かそうとしている。

これって、やっぱりけっこう怖ろしいことだと思う。

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コメント

こんー^

私もテレビで見ましたが
笑いましたね・・

いい時代でしたね・・あの時代!!

少しバブルぐらいがいいですね^^

2008/01/14(月) 08:14:49 | URL | tamap #-[ 編集]
ばぶる
まだ見ていませんが、過去を振り返る作品が増えていますね。(三丁目の夕日等)
懐かしい感じがして楽しめるのは、おじさん、おばさんたちだけなのでしょうか。
もちろん、ターゲットはそうなのでしょうけど。
若い人たち(バブルを知らない世代)は、どんな感じがするのか反応を知りたい気持ちです。
2008/01/14(月) 13:29:09 | URL | たくたくろ #-[ 編集]
初めまして。
初めまして。
あし@でいつもお世話になっております。
コメントはお初でございます。
面白画像の拙いブログをやっておりますが
告知やアクセスアップに有用なトラックバック受付所も開設中でして。
http://nekoshikitb.cocolog-nifty.com/blog/
興味がおありでしたらご覧頂き、ぜひお気軽にご利用下さい。
突然のカキコ、大変失礼いたしました。m( _ _ )m
2008/01/16(水) 13:36:20 | URL | DoraNeko #hqn4Hr.g[ 編集]
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