舞台の効果音

演劇、ドラマ、映画、効果音、音効、サントラ、サウンドトラック、 プレゼン、劇、学校祭、音楽、BGM、SE、音、曲、学芸会、学園祭、発表会など ドラマについてや場面に応じた音楽などの話題を中心としたブログです。

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伊東美咲1

今期の冬ドラマの視聴率の状態は、かなり厳しいですね。
制作サイドも一生懸命にやっているだろうに、どれもこれもそんなに面白くない。
いやはや。
昨年後半の「医龍2」、「ガリレオ」を楽しみしていた時期とは雲泥の違い。
本当にドラマ制作っていうのは難しいものですね。

現在段階では、「薔薇のない花屋」の独走というところ。
いいのかな、こんなんで。
米倉涼子の「交渉人」は設定の段階で壊滅状態だし、
黒木メイサの「1ポンドの福音」は面白いんだけど中身が薄いし、
伊東美咲の「エジソンの母」にいたってはキャストが空回りしているような状態…。
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薔薇のない花屋 19.93%  斉藤さん 15.90%   相棒(6) 15.57%
SP(エスピー) 15.37%   佐々木夫妻の仁義なき戦い 14.50%  交渉人 14.45%
貧乏男子 ボンビーメン 14.07%  1ポンドの福音 11.83%
エジソンの母 11.40%  鹿男あをによし 11.33%  ハチミツとクローバー 10.55%
だいすき!! 10.50%   未来講師めぐる 9.27%  あしたの、喜多善男 9.05%


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そんな中、ちょっとだけ楽しみにしているのが、
『ロス:タイム:ライフ』(2008/02/02スタート)と『一瞬の風になれ』のドラマ化。
(『ロス:タイム:ライフ』については、そのうちブログに書くと思います。)

『一瞬の風になれ』は、
作家佐藤多佳子による「陸上競技にかける高校生を描いた物語」で、
2007年に本屋大賞、吉川英治文学新人賞も受賞している。

フジテレビ系列で、2月25日(月)~28日(木)4夜連続で放送されるという。

主演は、ドラマ初主演となる内 博貴(神谷新二 役)。
中学卒業までは兄(錦戸亮)に憧れサッカーに勤しむ毎日だったが、
自分には努力ではどうにもならない壁があると分かり、
高校ではサッカーをやめてしまう。
同じクラスの根岸(遠藤雄弥)に誘われ、
親友の一ノ瀬連(長谷川純)と共に春野台高校陸上部へと入部。
陸上競技を通して描かれる青春。
(飲酒喫煙などで、謹慎していた内博貴の復帰作ということだが…)

■キャスト
神谷新二:内博貴
谷口若菜:福田沙紀
一ノ瀬連:長谷川純
根岸康行:遠藤雄弥
鍵山義人:五十嵐隼士
鳥沢圭子:谷村美月
守屋:北条隆博
桃内:中村友也
神谷健一:錦戸亮
三輪先生:内村光良

世界陸上1

走ることに対して、磨きをかけてきた者の走りはたとえようもなく美しい。
『一瞬の風になれ』の主人公たちは、リレーにのめり込んでいく。
そういえば、
昨年の「 IAAF世界陸上2007大阪」でも、
大会最終日のメインイベントは、4x400mリレー決勝だった。
ある種の贅沢な肉体の祭りだったなぁ。
満員のスタジアム全体も織田裕二も妙に大興奮していたわけだが、
やはり、鍛え抜かれたそれぞれのスプリンターの走りは、見事に美しかった。
さて、
原作の『一瞬の風になれ』では、
そんな陸上競技にかける高校生の美しさや爽やかさが大切に描かれている。
サッカーの天才である兄健一(錦戸亮)に対するコンプレックスと憧憬を抱きつつ、
そして、
陸上競技における天才ランナーである親友の一ノ瀬連(長谷川純)の背中を追いながら、
「走ることの美しさ」に目覚めていく主人公神谷新二(内博貴)。
もともと、描写が上手い佐藤多佳子さんの作品なので安心して読める。
大人にとっては、気恥ずかしい会話もないわけではないが、
ちょっとティーンエイジの頃を思い出すきっかけにもなるのでいいのではないだろうか。
天才を見つめながら、不器用な才能の持ち主が大きく成長する話でもある。
やがて、神谷新二は優れたランナーになっていく。
そんな若者の成長につきあってみるのもいいかもしれない。
自分自身の「青春」のために。
sekairikujyou1.jpg

例えば、こんな会話も自然でいい。16才の会話だ。
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「思いきり走れよ」
俺は連に話しかけた。
「なんでよ?」
連はだるそうに聞き返した。
「知りたいんだよ。おまえ、どのぐらい速いのか」
「なんでよ?」
なんでだろう?いきなり答えに困った。
「おまえは知りたくないのか?速い奴がいたらさ。そいつがどのくらい速いかって」
俺は懸命に考えてしゃべった。
「身体で感じてみたくないか?」
連は俺の目を見た。
「そうだな」
連はゆっくりと言った。
「おまえ、速いんだっけね」
「や、俺は…」
むくむくとふくらみかけた劣等感を必死で押しつぶした。引いたらイカン。
連からのこのパスをスルーすることは断じてナラン。
決定的な場面だ。もしかして。
「速いよ。わりと」
力をこめて言うと、連は吹き出した。なんで、笑うんだよ。
人が必死で真面目に決定的に…。
「スタート勝負だよ、50mは」
連は何気ない調子で言った。さらりと口にした「勝負」という言葉が耳に残った。
「勝負しよう」
俺は言った。負けるのわかりきってるけど。
連はまた俺の目を見た。奴は何も言わなかったけど、茶化したりはしなかった。


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女性の作家なので、
男同士の会話については、
きっと錯覚して美化している部分もあるのだとは思うのだけれども…、
とりあえず、上の部分だけでも読んでみると、やっぱい気恥ずかしいですか?
青春というもの自体がそもそも気恥ずかしいものなのだから、きっとそれでいいのです。

それでも、
原作を1巻でも読み終わると、
なんとなく走り出したい気分になりますね。
自分の体と相談しながら、
「自分なりに、
もっている筋肉の限界まで動かしてやらなければだめなんじゃないか?」
みたいな気分にさせられます。

ドラマ化についても、それなりに期待いたしましょう。

■佐藤 多佳子さんの主な作品
1989年、『サマータイム』で小説家デビュー。
1998年、『しゃべれどもしゃべれども』『ハンサム・ガール』
1999年、『イグアナくんのおじゃまな毎日』
2003年、『黄色い目の魚』
2007年、『一瞬の風になれ』



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コメント
こんばんわ
ちょくちょく寄らせていただいています。
僕は、ドラマはほとんど見ないですが、ここに書かれているのを見て、「なるほどー、ドラマって難しいのね。」と唸っております(笑)

お仕事忙しいようですが、楽しみにしております(催促)
それでは!
2008/02/03(日) 23:59:22 | URL | みち #-[ 編集]
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