舞台の効果音

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少林少女1

前回のブログで、「椿三十郎」の惨敗によって、
「踊る大捜査線」の次回作が現実味を帯びてきたと書いたものの、
考えてみたら、フジにはあの亀山千広プロデューサーの存在がある。
この人がどう考えるか?

ここ数年、フジテレビ映画事業は、
日本の全邦画興行収入の約3割程度を占めるようになってきているし、
収益率も抜群に高い。
この現象の牽引者として、
かつて「神の手」ならぬ「亀の手」とも呼ばれた亀山プロデューサーの存在が大きい。
現在のところ、亀山さん一押しなのが、柴咲コウ主演、「少林少女」だ。
これは今年の4月26日に公開されるという。
一昨年あたりから、
同時並行にさまざまな企画を進行させつつ、
現時点では、この映画「少林少女」のプロモーションに着手する時期となってきた。

ちなみに、昨年の4月17日に、この映画の制作発表がなされていたのだけれども、
それから、あっという間に月日が流れてしまった。
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■あらすじ
祖父の道場を継ぐために中国の
「少林拳武術学校」に修行に出ていた凛(柴咲コウ)。
3000日の厳しい修行に耐え、帰ってきた凛を待ち受けていたのは、
つぶれた道場と少林拳を辞めてしまった兄弟子たち…。
独りで少林拳を広めようと奮闘する凛は、類まれなる身体能力を活かし、
ひょんなことから大学のラクロス部の助っ人になることに。
チームは勝ち進み、道場再建に向け着々と準備が進む中、凛の後を追う黒い影が…。
凛を狙う黒い影の正体は?
なぜ兄弟子たちは少林拳を辞めてしまったのか!
凛は道場を建て直し、少林拳を広めることが出来るのか?

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「少林サッカー」から6年。
「少林少女」は、その続編となるわけだ。
「少林サッカー」の監督・脚本・主演を務めたチャウ・シンチーも
プロデューサーとして参加するという。
4年前、シンチーの過去作品の上映が行われた「お台場冒険王」で、
亀山さんと出会ったことをきっかにして、この企画はスタート。
「少林サッカー」続編の構想を練っていたシンチーが、
亀山さんとアイデアを出し合ううちに、
日本女性を主人公にした話へと変化したらしい。
いやはや、この辺が、亀山さんの抜け目ない所というか、
企画力のあるところというか、
ちょっとずるいところというか…。
少林少女2

ともあれ、
主演の柴咲コウは、この亀山プロデューサーの指令をうけて、
1年間かけて、本格的な格闘技の訓練を習得させられた、
というか、本人も相当意欲的にがんばっちゃったようだ。
猛特訓につぐ、猛特訓だったという。
亀山さん曰く、「柴咲コウには、最初の3カ月間は基礎体力の増強に努めさせ、
次の3カ月は少林拳の基礎動作を学び、残り6カ月で少林拳を本格練習させた」という。
これは、大変ですよ。
この訓練の過程で、「どろろ」や「ガリレオ」の撮影も挟んでいるので、
柴咲コウにしてみたら、そうとうハードな1年間であったのでしょう。
そういえば、いまいちだった「どろろ」も、
今回のためのワイヤーアクションの練習としては良かったのかもしれない。
初のワイヤーアクションの時も、
妻夫木君に負けじと体を張って取り組んでいたのを思い出すなぁ。

先週、めざましテレビのコーナーで、
柴咲コウが、頭に蹴りを入れられ、
顔をゆがませているメイキング映像が紹介されていた。
(めざましテレビって、世間にさきがけて、
たまに芸能コーナーで一瞬焦るような映像を流す時がある。)
ふつうこのタイプのアクションだと、
頭部など急所への攻撃は女優生命への危険を伴うため、
通常はスタントマンか特撮でごまかすんですよね。
ところが、柴咲コウは、
「どうせなら誰もやってないことに挑戦したい」と自ら志願したという。



あのメイキングだけでも、テイク4までやっていたので、
足蹴の直撃を顔面に最低でも4回は受けていたことになる。
もちろん、蹴ったのは武術指導では定評のある西冬彦さん。
(「SP」では、岡田准一君に逆に思いっきり蹴られていましたが)

あの柴咲コウの顔を本気で蹴るのだから、
西山さんの方がよっぽど緊張と集中が必要だったようだ。
「あの時の彼女はただの女優ではなく、
修練を経て技術を習得したプロ。
だから、本気の角度とタイミングで蹴りを叩き込む。
それが礼儀です。」と本人もブログで語っているぐらいのできごとだった。
武術指導のプロにここまで言わせているのだから、
柴咲コウは、どうやら今まで以上に本気で仕事に賭けている感じだ。
大したものです。
少林少女5

しかも、今回の設定は、カンフーだけでなく、「ラクロス」も入ってきている。
まだ日本ではハンドボールよりもさらになじみの薄いラクロス。
大学のお嬢様がやりそうなスポーツで、
貴族的なもののように思えるけれども、
その本質はけっこう激しい。

もともと、ラクロスの起源は17世紀で、北米のインディアン達が、
自分たちの神との繋がりを深める儀式の一環として行っていたものだそうだ。
本来は広大なフィールドで、
戦闘や狩りに必要な耐久力、勇気を養うためのものだったという。
それがスポーツ化され、インディアンたちが使用していた道具が、
僧侶の持つ杖(crosse)に似ていたことから、
ラクロス(La-Crosse)と呼ばれるようになった。
世界的な競技人口は約60万人もいるんだそうだ。

こんな部分に対しても、亀山さんの目の付け所が面白いと思う。
亀山さんは、映画事業を明確にビジネスと割り切って仕事していることでも有名だ。
ようするに、金にならないことはしない。
話題性があり、逆に儲けられる企画なら、拍車をかけてバンバン行く傾向がある。
少林少女4

シンチープロデューサーやこの「少林少女」の企画について、
「『少林サッカー』に着想を得たことは確かですが、今回の企画は全く別物です。
シンチーとの共同作業については、素晴らしい経験でした。
文化の違いを超えた、
単なるアクションでは収まり切らない素晴らしい作品となりました」
と話している。
昨年から、ロケ地も亀山プロデューサーのふるさとの静岡県で行ってきている。
(ちなみに、「UDON」の時は相棒の本広監督のふるさと香川でロケを行った。)

それにしても、亀山さんは、
自分のスタッフに、
本広監督などをはじめとする優れた人材をもっているのがうらやましい。
本広監督だけでなく、
彼のもとには企画プロデューサーの関口大輔さんや臼井裕詞さんがいて、
フジの映画戦略をバックアップしている。
様々な方面でやたらと膨大な雑学の持ち主である関口大輔プロデューサーは、
コメディや幅広いターゲットに向けたの映画制作が得意だし、
無骨で男性向き路線の映画を得意とする臼井裕詞プロデューサーも、
非常にいい仕事をしてきている。
(「海猿」なんかの男っぽさは、彼がいないとできなかった。)

そろそろ亀山さんとしても、
海外での成功という箔をつけたいのではないかというふしもある。
その証拠に、1年前、
亀山さんは、「アメリカでは海外作品の受けが良くないのは確かですが、アクションに言語は必要ありません。『少林少女』は間違いなく、世界で受け入れられるでしょう
と語っている。
今回の「少林少女」のポスターに、
彼女に日本は狭すぎる」というコピーが入っている。
これって、
亀山プロデューサーにとって、日本は狭すぎる」という意味を
自ら無意識にこめてしまったのではないかと勘ぐりたくなってしまう。
「亀の手」は、B級映画「少林少女」で世界をつかむことができるのか?

ともあれ、ちょっと楽しみです。
少林少女3

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■キャスト
国際星館大学女子ラクロス部
桜沢凛(背番号0,AT):柴咲コウ
清水真実(背番号1,MF):山崎真実
近藤あさぎ(背番号2,MF):工藤あさぎ
北野佳奈(背番号3,AT):原田佳奈
国際星館大学教員
田村龍司(ラクロス部監督):岡村隆史(ナインティナイン)

岩井拳児(凛にラクロスを教えた師匠):江口洋介
謎の男(最強の敵らしい):仲村トオル

■スタッフ
監督:本広克行
脚本:十川誠志、十川梨香
音楽:菅野祐悟
エグゼクティブプロデューサー:亀山千広、チャウ・シンチー
プロデューサー:臼井裕詞、安藤親広、西冬彦、中島良明

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